竹酔日(ちくすいじつ)
中国や台湾の旧暦の一つである「農暦」の5月13日(2023年は6月30日)は、「竹酔日(ちくすいじつ)」と呼ばれてきた日になるそうです。
地下茎で繁茂し、半年ほどで立派な竹になる生命力旺盛なのが竹ですが、なぜか移植が難しい植物でもあります。
ところが、
この日・5月13日は竹が酔っ払って前後不覚となって何をされても気づかなくなるというので、竹の移植に適した日だとして「竹酔日」と名付けられたそうです。
その真意は不明ですが、日本ではこの日に竹から生まれたかぐや姫が月に帰った日になっているそうです。
竹が酔う、かぐや姫、どちらもおとぎ話の世界ですが、古の人は何かを伝えている話なのかもしれません。
それが何なのか?
想像もつきませんが、なんともロマンを感じる話であることは確かです。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて聞きました。
投稿: H.K | 2023年5月13日 21:51
>H.Kさんへ
私も初めて知りました
投稿: 玉ヰひろた | 2023年5月14日 08:24
笹と竹、竹にも二通りありますがこの場合は笹でしょう。「軒端にゆれる」のは笹で竹にはそんな感じがありません。「お星さま」とか「金銀砂子」の動的表現も笹にこそふさわしいと思います
投稿: 真島節朗 | 2023年5月14日 18:30
>真島節朗さんへ
この場合は「笹竹」のほうがいいのかもしれません
投稿: 玉ヰひろた | 2023年5月14日 19:17
「竹酔日」ですか、なんだか本当にロマンチックですね。
私は竹の節にお酒を注いで飲む方を想像してしまいました。
投稿: 山桜 | 2023年5月14日 21:08
>山桜さんへ
酒のことを昔の女房詞で「ささ」といいますが、この「ささ」は「竹の葉」を意味するそうですから、お酒と竹は無縁ではないようです
投稿: 玉ヰひろた | 2023年5月15日 08:41