餓死する前に自殺する北の民
拉致被害者の会で紹介された先月の「月刊朝鮮」に、掲載されたチョン・グァンソン氏の北朝鮮の記事内容は驚きでした。
その内容は「北朝鮮の住民がどのように苦しい生活をしているかについて、お伝えしたいと思います。」という書き出しから始まったようで・・
北朝鮮が外貨獲得の手段として以前から行っている麻薬の製造販売、しかしその麻薬も国境が封鎖されたため外に出せなくなっているようです。
そのため麻薬は国外ではなく、北朝鮮国内での流通が急増し始めているというものです。
麻薬を買っているのは都市部から離れた貧しく飢えた農村地帯の住人で、彼らは「この麻薬を呑めば何日もご飯を食べなくても働ける」と騙されて買わされているそうです。
もっと悲惨なのは、空腹でも食料が無い住民たちが、餓死の苦しみから逃れるために麻薬を呑んで自殺するために買っているというのです。
そこまで国民が飢え苦しんでいるのに、一人で肥え太り核やミサイル実験に熱心な将軍様、日本にとってはプーチンより脅威で厄介かもしれないと改めて思わされました。
ただ、歴史上では飢えた国民ほど恐ろしいものはなく、北朝鮮でも何かが起こる可能性は高まっている気がします
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