着々と進む処理水の海洋放出作業
東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出計画について、西村康稔 経済産業相は10日、宮城県、福島県、茨城県の3県を訪れ、漁業関係者と意見交換をしました。
しかし、3県の漁業代表らの意見は一致・一貫して「海洋放出に断固反対」を政府に訴え、特に茨城県と宮城県の代表らは今まで全く説明と懇談が持たれてこなかった思いも合わさり反対の訴えは強かった気がします。
それに対し西村大臣からは、「厳しいご意見をいただいた。意思疎通を密にして、丁寧に引き続き説明したい」という、どっちともつかないいつもの回答に終始し最後まで平行線のままでした。
その懇談から2日しか経っていない12日、
政府と東電は、処理水を今夏にも放出する方針を基に、処理水を海洋放出するための遮断弁など設備全体の動作確認を10日間から2週間程度をかけて行う設備の試運転を開始しました。
コビッド-19感染についてもそうですが、西村 康稔 経済産業大臣 というのは単なる「意見の聞き役担当」ということだけで選ばれたようです。
この人物、たんに聞き方の態度が良い(聞いてるふりがうまい)という‘特技’を買われた人物なのでしょう。
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