« 山口代表が福島に来たが・ | トップページ | 変な日本語のショートメールが届いた »

2023年7月 3日

フリージャーナリスト柳沢秀夫

今日の朝刊の第一面の「考」の欄には、元NHKで現在はフリージャーナリストしてテレビでも活躍する「柳沢秀夫氏」の「処理水放出」についての記事が載っていました。

柳沢氏は、福島県の会津若松市の出身なので県内での知名度も高く、その論説を興味深く読みました。

かなり長い文章なので、私なりに要約すると

  • 政府は損害補償=金を出せば済むという考えが見え、信用を失墜させたこと
  • 未だに反対の声が強く、風評被害への不安が強いのに政府からは丁寧な説明が無いこと
  • 第一原発の処理水の海洋放出は、結果ありきで政府は動いていること
  • IAEAの承認は、錦の御旗手はない
  • マスメディアも「放出止むなし」の報道ばかりなので、もう一度たちどまって再考すべきだ

そして最後に「この問題に対して、福島県民はしたたかさを持つべきである」というような言葉で締めくくっていました

穏やかな口調ながら、疑問な点は鋭く追及する柳沢氏の様子が文章からもうかがえ、福島出身である思いが強く感じられる文章に、読み言ってしまいました。

まさしく、その通りなのです。

福島県民が欲する説明は、西村大臣のような口調だけが丁寧な説明ではなく、わかりやすく簡単な説明なのです。

これは、政府が説明すること全般に言えることでしょうが、国民が常に求めるのは↓

 「丁寧で、わかりにくい説得」ではなく、

 「端的で、わかりやすい説明」です。

♪ そう~じゃないかい 皆の衆~ ♪

| |

« 山口代表が福島に来たが・ | トップページ | 変な日本語のショートメールが届いた »

コメント

「汚水処理」・・・難しいですね。

投稿: 吉田勝也 | 2023年7月 4日 16:00

>吉田勝也さんへ

処理は簡単なようですが、そのやり方に納得いかないのです

投稿: 玉ヰひろた | 2023年7月 4日 17:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山口代表が福島に来たが・ | トップページ | 変な日本語のショートメールが届いた »