ベニザケの陸上養殖成功、世界初
福島市を中心とするスーパーのいちい(福島市)を中心に、NTT東日本(東京)、岡山理科大(岡山市)は、2022年1月から共同でベニザケ1000匹を陸上養殖する実証事業を実施してきましたが、ついにそれが成功したことを20日に福島市にあるいちい本社で発表されました。
ベニザケの陸上養殖の成功は、世界で初めてだそうですがそれだけではないのです。
ベニザケは一般的に出荷できる成魚になるまで4年かかるとされますが、今回の実証実験では岡山大が開発した人工飼育水の「好適環境水」を駆使し、1年半で体長約50センチ、重さ約1.2キロという出荷・販売できる大きさに成長させることにも成功したのです。
今後は、福島市川俣町の旧富田小に規模を拡大した生産、研究施設を整備し、ベニザケの陸上養殖の事業化に乗り出すとともに、3者が協力して取り扱い魚種の拡大、新産業創出、子どもたちへの食育活動などに取り組んでいくというこちです。
世界的に食料事情が激変する中、この取り組みは水産業には海洋資源の減少や担い手不足などの解消や、地方の新産業創出での地域活性化につなげられていく可能性があります。
もしかすると、近い将来には海洋の魚介類がすべて養殖になるかもしれません
ちょっと違和感も感じますが、ウクライナやアフリカ、北朝鮮では首都のピョンヤンでも餓死者出ている食糧難が頻発する世界の現実があります。
もしかすると、ノーベル賞ものの成功かもしれません
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