景観を損なうならメガソーラーは不要
政府主導で大規模な森林伐採を行い建設されているメガソーラー施設ですが、全国でその場所の土砂崩れや自然破壊を伴い問題になってきています。
この問題を重く見た福島市では、
大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の新設について、森林伐採や用地造成による影響が懸念される開発を抑制する方針を明確化する。
災害発生が危惧され、景観が損なわれる山地へのメガソーラー設置を「これ以上望まない」とする宣言案をまとめ、25日の環境審議会で示し、今秋の早期策定を目指す。
という方針が発表しました。
メガソーラーを巡る県内自治体の対応では、わが村が2019年6月に「設置を望まない」とする宣言を県内で初めて策定していますが、それに次ぐもののようでこれからも追従する自治体が増えそうです。
ただし、林地開発の許可を得るなど適法な手続きを経てメガソーラーが整備されたものは、景観が損なわれていても現行のガイドラインだけで歯止めをかけるのは難しいことも確かです。
福島市としては、「既に許可を受けて進められているものを止めることはできないが、今後は平場を活用した太陽光発電施設の導入を促したい」という説明でした。
同市の環境審議会の委員からは宣言案を評価する一方で「実際に環境破壊が起きており、もっと早く対応するべきだった」との意見も出たようですが、政府や担当の経産省・環境省の考え方が変わらない限り難しいことも確かです。
再生可能エネルギー問題に関して政府は、やはり本格的に取り組むことは無く「増やせばいいだろう」ぐらいにしか思っていないように感じてしまいます。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
メガソーラーを導入するには、色んな課題が有りそうですね。
投稿: H.K | 2023年8月26日 23:10
多くなりましたですね。
森林、休耕田が、これに代わっています。これもまた困ったことですね。何か工夫が必要だと思います。
投稿: ひで | 2023年8月27日 05:59
>H.Kさんへ
問題が発生し続けています
>ひでさんへ
工夫する様子がみられないのが、さらに問題ですね
投稿: 玉ヰひろた | 2023年8月27日 14:22