「計画は粛々と進める」のようだ
東京電力福島第1原発の処理水を巡り、地元漁業組合や中国などが反対する中、政府は予定通り今月下旬から9月前半の期間に海洋放出を開始する方針に変更が無いことが発表されました。
政府は丁寧な説目をするとのことですが、その一番の相手は当事者ではなくアメリカであるらしく、8月18日に米国で予定されている日米韓首脳会談で岸田文雄首相が説明するようです。
帰国後に放出に反対姿勢を維持する宮城・福島・茨城の漁業関係者の理解を得られるかどうかが問題ですが、最終の開始時期の判断は「夏ごろ」とする放出方針を「粛々と」断行する腹のようです。
「粛々と進めるだけ」(=強行)、昔に菅前総理が、安倍政権下で官房長官であったときによく使っていた言葉が頭によみがえりました。
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コメント
以前にも書いてけど、「関係者の同意なしには放出は行わない」とした協定はまったく葬り去られて、アメリカにだけは「丁寧な説明」をしに行く。
やっぱり日本はアメリカの「属国」なのだ、と再確認をさせられます。
投稿: へこきあねさ | 2023年8月 7日 17:36
>へこきあねさんへ
全国漁協には理解を得たようですが、外堀を埋める作戦のようです
投稿: 玉ヰひろた | 2023年8月 8日 07:49
処理水の処分は難しい問題のようですね。
投稿: 吉田勝也 | 2023年8月 8日 10:39
>吉田勝也さんへ
精神的な問題が大きいですから複雑です
投稿: 玉ヰひろた | 2023年8月 8日 14:26