全国には、海外から来日した方用に日本語教える「日本語学校」が約6000校あるそうで、ここに入学すると在留ピザが出るようです。
ただ、6000校も在る日本語学校ですが、公立なのは北海道東川町に在る1校だけというのですから唖然とします。
東川町で公立の日本語学校が設立した理由は、急激な人口減少の対処として海外の労働者を増やすための目的だったそうですが、それは町全体の人口増加も伴い大成功だったそうです。
<東川町の人口推移>
- 最小時 =約 5.000人
- 学校開校後=約8,000人(3000人増)
※8000人中、外国人は380人
日本語学校での急激な増加で、東川町は奇跡の町とか言われているそうです。
この成功を見習い、福島県の小野町では全国で2校目の公立日本語学校建設認可の計画が開始されています。
小野町は、全国的には「リカちゃんキャッスル」がある町だと言えば判る人が多いかもしれませんが、
小野町もピーク時の14000人(昭和55)から、現在は8800人余りまで減少し130人ほどの外国人労働者が働いているそうです。
唯一ある小野高校も統廃合で無くなるため、その校舎の利用も考えての計画のようです。
現在は、東川町に職員を派遣滞在させて学校のノウハウを学んでいるそうです。
これが成功すれば、県内に在る廃校舎の再利用にもなり人口増加にもつながる可能性があり、同じことを考える市町村が現れるかもしれません。
それにしても、これだけ海外からの労働者を招きながら、公立校がたった1校というのは文科省や国の政策に疑問ですね
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