チモシーとオーツヘイ 中国対策
「チモシー」・「オーツヘイ」を目にして何のことかわかる方は、私も含めてほとんどいないのではないでしょうか(?)。
- 「チモシー」
ヨーロッパ原産のイネ科の多年草で牧草として栽培される植物。
日本には明治初期に輸入されさ牧場近くで栽培され帰化、「オオアワガエリ」や「キヌイトソウ」の和名が在る。 - 「オーツヘイ」
イネ科の一年草を乾燥させた牧草で、主にオーストラリアで栽培される植物。
つまり、どちらも牧草でほとんどが輸入に頼っているものです。
「チモシー」の輸入先はアメリカやカナダですが、今年は天候が良くなく値上がりそうなのです。
そのため、順調に育っているオーストラリア産の「オーツヘイ」への期待が畜産農家では期待が高まっているそうです。
ところが、その輸入に中国が参入する気配で買い占めが行われた場合、輸入価格が高騰する可能性があり国をはじめ関係者らは警戒感が強まっていることが判りました。
もし値上がりしたら畜産農家は困るし、国内産の肉類の値段に響きかねない状況になります。
畜産農家でない人でも、ウサギやモルモットなどのペットを飼っている人はエサ代に響いてきます。
こんなところにも中国の影響が及ぶことに、いまさらながらにあの国のすごさを感じてしまいました。
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