東北サファリパークの死亡事故
全国ニュースにもなりましたが、我が家からもそれほど遠くない福島県二本松市沢松倉に在る「東北サファリパーク」で28日午後3時25分ごろ、同市の飼育員男性(53)が、
バックヤードのライオンのおりの中で首から血を流して倒れているのが見つかりましたが、約1時間20分後に搬送先の病院で死亡が確認されるという事故が発生しました。
同園の熊久保勅近副社長によると、当時は男性と別の従業員が閉園後にライオンをおりに収容する作業をしていて、何らかの理由でライオン用の通路から従業員用通路につながる扉が開いていたのを男性は気付いて閉めようとしたが、
間に合わず引きずり込まれ襲われた様子が園内の監視カメラに映っていたということです。(作業は、死亡した飼育員と監視員の2名で行われていた)
パークの保副社長は、死亡した男性と家族に大変申し訳なかったとした上で、「会社としてこのような事故になってしまったことを大変重く受け止めております。このような事故が二度と起こらないように会社としても全力を挙げて調査と今後の改善をしていきたいと思います」と語り、園も当面休業にすることを発表しました。
東北サファリパークでは、今から34年前の1989(平成元)年12月、当時入社したてだった19歳の新人飼育係の女性がおりの中のトラに外側からホースを使用して水を与えていた際に、トラに右腕を引き込まれて肘から先を食いちぎられるという重傷を負う事故がありました。
偶然でしょうか?、
亡くなられた男性は、その事故から10年以上たってからの入社したようですが、その時の女性の現在の年齢も53歳で男性と同じはずです。
言葉がわからに動物、解っているようでわかっていない人間のちょっとした油断と慣れが、各地のサファリパークでも事故を発生させています。
好きなだけでは、動物は飼育できないと言ことでしょう
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コメント
その飼育員の男性は残念ですね。
お悔やみ申し上げます。
サファリなどの動物の飼育はもちろん動物が好きな事が
必要でしょうけれども、油断と慣れが大きな事故を
呼ぶ(起こす)事がかなりあるのですね。
どういう仕事も大変ですが、動物の飼育員は大変ですね。
投稿: 浜辺の月 | 2023年9月30日 (土曜日) 11:32
>浜辺の月さんへ
ライオンは単にじゃれついたのかもしれませんが?人間はそれほど強くないです。
人もそうですが、生き物との付き合いはちょっとしたことで悲劇が起きます
投稿: 玉ヰひろた | 2023年10月 1日 (日曜日) 01:49