福島のブランド牛が復活?!
東京電力福島第1原発事故によって、太平洋に面しないところで避難地域に指定された内陸の自治体は「川内村(かわうちむら)と「飯館村(いいだてむら)」の二つの村だけでした。
そのうちの一つで、村自体が高原(役場=海抜489m)に在る飯館村には、村が誇るブランド牛の「飯館牛」が県内では有名でした。
※飯舘牛は1985(昭和60)年ごろにブランド化され、全国的に高い評価を得ていた。
ところが原発事故の影響で、畜産農家も雛したためそのブランドが途絶えていました。
その後、戻ってきた畜産課らが復活を目指し、昨年から村内の「いいたて村の道の駅までい館」で販売会が行われているようです。
今年も今月の19日に、同道の駅で村内大倉の畜産農家佐藤一郎さんらが育てた飯舘村産黒毛和牛の販売会が開かれ、A5ランクの逸品を求めて、購入者が販売開始前から列を作ったそうです。
原発事故でブランドが途絶えましたが、村や生産者が肥育頭数の増加などを進め基幹産業の復活を目指して奮闘しているようで、まだまだ、復興は道半ばであることを全国に知ってもらいたいものです。
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