2024年12月2日現行健康保険証を廃止して
ほぼ1年後になる2024年12月2日に現行の紙の健康保険証を廃止しと新規発行を停止することが、22日の金曜日に行われた閣議によって決定されました。
これによってマイナンバーカードと保険証は一本化され、医療機関では保険証ではなくマイナカードによって受診受付を行うようになります。
この決定を受けて、マイナンバーカードが進まないことなどに関して河野太郎デジタル相が記者会見で語ったことが、医療団体など関係者やメディアから批判が起こっているようです。
河野大臣の発言>
- 医療機関にマイナ保険証の利用を積極的に患者に勧めるように求める
- 病院や薬局などで『紙の保険証を持ってきてほしい』と言われ、マイナ保険証を利用できなかったとの問い合わせがある
- マイナ保険証は一部の例外を除いてすべての医療機関と薬局で受け付けることが義務化されている。
- 利用できなかった場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルにご連絡をいただきたい。
- 提供情報に基づき、厚労省が医療機関に事情を確認する
この発言に対し、開業医や反対派は「(従わない医療機関の)国への“密告”を呼びかけた」、「ゾッとする」などとの騒ぎになっているようです。
全国保険医団体連合会(保団連)などによれば、確かに最新調査でも1907の医療機関のうち、約6割が「10月以降もマイナ保険証のトラブルがあった」と回答しているようです。
実際に加藤厚労相(当時)は今年6月の会見で、「初めてマイナ保険証を使う時などは、“念のため”に両方の保険証を持参するように」呼びかけているくらいですから保団連などの言い分んも理解できます。
ただデジタル化が進んでいるお隣の韓国でも、移行までは約20年ほどかかったそうですしまだまだ進行中の日本、それほど目くじら立てて騒ぐことなのかな?と思う次第です。
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コメント
多くの人は、マイナ保険証を持っているが、まだ持っていない人で7月31日で期限切れの人は、12月2日までの保険証はどうするのか?
そもそもそんなに急いでどこへ行く?
投稿: もうぞう | 2023年12月25日 (月曜日) 17:56
>もうぞうさんへ
誰かが言っていましたが、急ぐなら「義務化」すればいいのでしょうがそれもできないのでしょう
投稿: 玉ヰひろた | 2023年12月25日 (月曜日) 20:27