がん細胞の増殖をコントロール可能か?
専門用語が多くて、我々にはかなり解り難い記事が朝刊に載りました。
>福島医大医学部生体物質研究部門の本間美和子准教授らと東大などが関わった研究チームは、細胞が増殖する過程の時系列を追うことで、細胞内リン酸化酵素の一つ「CK2」が細胞の「核」に集積する際にリン酸化され、遺伝子の発現を活性化させていることなどを発見した。
上記がその前文ですが、なんだかちっとも解らなかったわたしです(笑)
この「KC2」という酵素はだれでも体内に持っているそうですが、がん細胞のなかでは核内量が増えるのだそうです。
ところがなぜがん細胞の中で「KC2」が増えるのか?などのメカニズムについては解っていなかったそうです。
この謎だったメカニズムを本間准教授らのチームが、複数の分子生物学的手法によって明らかにしたということなのです。
本間准教授によれば、これが解ったことで将来的には、がん細胞の増殖に関するメカニズムを解明する上で基盤となる重要な研究になるということなのです。
つまり、がん細胞の増殖を制限したりなどコントロール可能になる足がかりが見つかったということでしょう。
がんについて他人事でないわたしにとって、研究が進むことを切に、切に願うものです。
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2023年12月 2日 (土曜日) 17:58
>H.Kさんへ
私も初めてでした
投稿: 玉ヰひろた | 2023年12月 3日 (日曜日) 09:25