「裏金」・・・定義 vs 意味
政治家が窮地に陥った時に、ごまかすために決まって使う言葉や言い回しが沢山有りますが「定義」ということばもその一つでしょう。
現在の国会で派閥の不記載のことについて、マスコミや野党から「裏金」と指摘され
「裏金とおっしゃいますが、裏金の定義はどういうものなのか・・・・」
と、「定義」という言葉を使ってやんわりと「裏金には当たらない」と否定したわけです。
日本語の辞典と言えば、「広辞苑」と「大辞林」が双璧をなしています。
その中の「大辞林」に掲載された「裏金」の意味②にある文言をそのまま掲載します。
【うらがね=裏金】
②表向きの帳簿には別の名目にしたり、記載もせずに集める資金。隠し金。
つまり、日本語では(表に出ない)「不記載」のお金は全て「裏金」という意味になっています。
それでも政治家は「定義」や「拡大解釈」など使い、ごまかしていくのでしょう。
何となく処理水を海水で薄めるかのような手法にも見えてしまいます。
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コメント
政治家は口が達者ですので、いかようにも手を替え品を替えて逃げ回ります。
さすがに呆れかえってしまいますね。
投稿: もうぞう | 2024年2月 1日 18:33
>もうぞうさんへ
その答弁に対し、うまい返し言葉が無い野党もなさけない。
投稿: 玉ヰひろた | 2024年2月 1日 20:27