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2024年1月17日

福島へのインバウンドの始まり?

16日、福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便の運航が始まり、ツアー客163人を乗せた台湾格安航空のタイガーエア台湾の旅客機が雪の降る福島空港に到着しました。

これには何度も何度も内堀雅雄知事が訪台し、台湾に対し福島県産の農産物輸入解禁と定期便の誘致のアピールがあることは福島県民の多くが知っています。

福島空港ではこの台湾機第1ち便を出迎える式典が行われ、運航する陳漢銘(チェンハンミン)董事長(とうじちょう)らに記念品を贈呈したり、県内旅館の女将さんたちや各市町村の「ゆるキャラ」がツアー客を出迎えましたが、一番うれしかったのは内堀福島県知事ではないかと思います。

3月22~26日には超党派の県議でつくる県日台友好議員連盟がにチャーター便に搭乗して台湾を訪問し、福島と台湾間の定期便化を後押しする協議を行う予定になっています。(※議連メンバーは17人限定で、自費で訪問する。

県や議連としては、インバウンドと同時に県内から台湾に向かうアウトバウンドにも何らかの後押しを考えているようです。

降り立ったツアー客は今後、3泊4日と4泊5日のそれぞれの日程で鶴ケ城や大内宿、裏磐梯などを訪れる予定で、会津の温泉や郡山市の磐梯熱海温泉街に向かったようです。

訪れた母と娘と共に訪れた女性は

「日本には何度も訪れているが、娘にとって初めての日本。娘は特に雪を楽しみにしている」

というように、台湾の方たちは雪を見るとが楽しみらしく、雪見ができる露天風呂が有る旅館が人気のようです。

ということで、国内と同じく観光の中心は会津になってしまう気はしますが、わが村にも雪が見られる温泉はあるので少しはインバウンドの恩恵があるかも?しれません。

それより県の一番の望みは、赤字が続く福島空港の経営が安定することかもしれませんが・・どうなることでしょう

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