またも「設備・整備の遅れ」のことば
羽田空港で起きた日本航空と海上保安庁の航空機の衝突炎上事故で、9日に国土交通省は航空の安全・安心確保のため、管制官が「ナンバーワン」と出発の順番を航空機に伝える運用の中止や監視体制の強化などの緊急対策を公表しましたた。
これらは今回のように大事故に至らずも、1つの滑走路に2機の飛行機が侵入することが、稀ではあるが後を絶たないことも考慮に入れたようです。
報道によれば羽田にもその対策の設備が計画されていたようですが、設置がなっていなかったそうですし、侵入を知らせる装置は整備されていましたが誰も見ていなかったことも判明しています。
設備には莫大な予算がかかる、それにはやはり急がせるための事由がどうしても無いと進まないようです。
それまでは人の力に頼るわけですから、交差点の信号機設置「重大事故が起こらないと行政は動かない」などとよく似たように感じました。
今回のことで、管制官やパイロットに問題をすり替えるようなら、これからも同じ事故が起こることでしょう
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コメント
まったくですね。
しかし、一方が良くなると片方が悪くなる。ってことありますからね。
投稿: もうぞう | 2024年1月10日 18:55
>もうぞうさんへ
全てうまくいかないのは常ですが、そこを考えるのも政府・省庁のようにも思えます
投稿: 玉ヰひろた | 2024年1月10日 19:56