13年経っても震災地では
3.11震災の翌日に起こった原発事故で全町避難指示が出された双葉郡双葉町、その後避難指示解除がなされると同時に、まだ多くの空き家など町民の生命と財産を守るため同町は民間保安業者に巡回パトロールを委託していました。
ところが、その委託業者の巡回員13人が、民有地に無断で立ち入ったり、民有地や公共施設などで無断で果実や山菜を採取したりしていたことが発覚して巡回は中断されていました。
その双葉町が実施事業者をいわき市の警備業コクサイビルシステムに変更し、1月15日(月)から戸別巡回業務を再開させました。
どう警備会社は2021年度から、町の委託を受けて町内の道路パトロールにも従事していて、戸別巡回の契約期間は3月末までだったのを延長して新年度以降の業務も続けるということのようですから全く新たになるようではないようです。
戸別巡回は町内の未解体の建物がある敷地に2人体制で立ち入り、建物への侵入や損壊、残置車両の窃盗などがないか確認するのですが、能登半島地震でも同じような犯罪が起こることは残念ながら間違いなく、被災地ではふっ今日の他にこんなことにも対応に迫られることになるはずです。
こんな防犯の仕事は、被災自治体にとってはほんとうに余計な仕事ですからやめてほしいし、発生しないことを願うばかりです
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