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2024年2月の28件の記事

2024年2月29日

ダイヤモンド半導体

ICTを中心に現在の電子機器や武器にも不可欠部品と言えば半導体で、その需要の安定には世界中が躍起になっています。

福島県では原発の廃炉調査に使われるロボットにも使われていますが、従来のは「シリコン半導体」というもので原子炉のような高熱と高放射線には弱く作業の遅れの要因の一つにもなっています。

そこで震災後になる、今から約10年ほど前から「究極の半導体」と呼ばれる高熱・高圧と放射線に強い人工ダイヤモンドを使った「ダイヤモンド半導体」というものの研究が世界で始まりました。

その中でも廃炉作業に不可欠な日本では政府が力を入れ、このほどその援助を受けた「大熊ダイヤモンドデバイス(札幌市北区、星川尚久代表取締役)が、世界に先駆けて2025年度にも「ダイヤモンド半導体」のサンプル出荷を始めることが発表されました。

同社は北海道大学や産業技術総合研究所(産総研)などが参加し「大熊町の為」を目的にできたもので、工場は廃炉中の福島原発が在る福島県双葉郡大熊町に2026年度までに作られ将来的には100人以上の雇用も目指すようです。

ダイヤモンド半導体は廃炉以外でも、冷却装置が不要になり製品を小型化できるなどメリットがあり、これから多種多様な方面から需要があるということです。

もしかすると、太陽の調査やマグマ調査にも使われるのかもしれませんが、私としてはPC・スマホやクリーンな発電に役立つことを願いたいです。

でも同時に軍事産業にも使われるんでしょうね

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2024年2月28日

教員人材確保の青田買い?!

学生減少や仕事の内容の厳しさなどから全国で教員を志願する人が減っている中、福島県教委は新年度に実施する2025年度の公立学校教員採用試験を大幅に見直しすることを決めたようです。

見直しする教員試験の詳細は

  1. 大学3年生を1次試験の対象に加える
  2. 面接や模擬授業などコミニュケーション力に重点を置き、小論文試験を廃止する。
  3. 保健体育と家庭の実技試験を廃止する。
  4. 3年次に試験を通過すれば翌年度の1次試験は免除。

さらに、講師経験者向け選考試験も見直し

  1. 県内外の私立学校の講師経験者らにも対象を拡大。
  2. 校や特別支援学校の教諭を目指す県内の国公立学校の講師経験者のうち、
    勤務条件を満たした受験者については、1次試験に不合格だった場合でも一定の水準であれば次年度の1次試験を免除する

福島県教委は教員のなり手不足解消に向け、今年の採用試験の日程を例年より1週間程度前倒しすることを決めたようです。

これは2月27日の定例県議会で県民連合の橋本徹議員(双葉郡)の追加代表質問に県の大沼博文教育長が答えた内容の記事ですが、大学3年生を1次試験の対象に加える見直しは他の県でも出ているらしく、まるで優秀な学生や講師の青田買いのような状態です。

生徒も減少し、教師も減少する状態はどこまで行ってしまうのでしょう。

そして、それを担当する”あの”文科大臣はどうなるのでしょう?

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2024年2月26日

ドラックストアの統合

ドラッグストアの売り上げが、全国1位と2位が統合するな可能性があるという今朝の朝刊記事には驚かされました。

それはウエルシアとツルハですが、どちらもイオングループなので元々同じように感じていましたが、ウエルシアはイオンの子会社であるのに対し、ツルハはイオンと協定しているだけだったんですね。

いずれにしても、我が家からすぐそばにもウエルシアが1店舗、ツルハが2店舗が存在し、他にもドラックストアがサンドラック、薬王堂も在り、来月にはカワチ薬品という大きな店舗が開店します。

皆、大変なのでしょうが、合法的な独禁法破りのように感じてしまいます。

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2024年2月25日

只見線駅伝?!

3月30日(土)、金山町と只見町の有志が集まり「只見線駅伝」というのを催すことが発表されました。

  • コース=JR只見駅➡JR会津若松駅
  • 総距離=102.5km(想定時間は約10時間18分)
  • 区間 =28駅の27区間

これは、震災やその後の豪雨で被害を受けたJR会津只見線とその周辺のPRを目的とするものですが、28駅の中で無人駅になっている23駅とその周辺への関心を高めようという目的があるようで、まさしく 駅・伝 です。

初回大会では、ランナーは走っているときにJR只見列車と遭遇した場合{手を振ること}というユニークな条件も在るようです。

福島県は、多くの日本代表ランナーを輩出している「ふくしま駅伝」が毎年開催され、駅伝に対し思い入れも多い県民でもありその意味でも福島らしいイベントだと思いました。

第一回は、主催の「只見ランナーズ」と「金山ランニングクラブ」と只見町のランナー合わせて約40人で行われるそうですが、将来的には多くのチームが参加するイベントにしたいようです。

現在日本国内では「こけしブーム」が起こっていて、その中でも福島県の土湯温泉つちゆおんせん=福島市)の「土湯こけし」が人気急上昇なんだそうですが、それも含め福島県にとって良いことですから、成功することを祈りたいです。

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2024年2月24日

最大300万円支給とは・・

きょう能登半島地震の被災地を視察するため、岸田総理は石川県を訪問する予定になっています。

総理が被災地を訪問するのは先月14日以来2度目で、穴水町の避難所や輪島市の被災現場を視察するほか、漁業関係者や輪島塗の事業者などと対話するようですが、すぐに頭に浮かぶのは「この訪問で復旧作業者の方々のお邪魔にはならないだろうか?」という疑問です。

そしてこの視察後に、岸田総理は住宅に大きな被害の出た6市町の被災者に対し、最大300万円(300万円以下)を支給する新たな交付金制度の内容について発表する予定にもなっているようです。

政府関係者によると、支給対象となるのは

  • 高齢者や障がい者がいる世帯
  • 住民税非課税世帯
  • 仕事を失うなど家計が急変した世帯
  • ひとり親世帯など

というようなことにするらしく、これにより、対象地域では全世帯の8割程度をカバーできることになるんだそうですが・・・

私の経験から言えば、カバーできるのは最大で5割までも行かないと思います。

それぞれの世帯事情や被害状態は千差万別なうえに、罹災証明の判定程度でも救われたない世帯が数多く出るのが常です。

こういう場合は、恥も外聞もなく罹災部分を訴えることが大切なのですが、日本人には遠慮してそれができない人が多く、その結果として後で困るのは自分自身です。

「役所・行政は、言われないことはやらない」そう考えることです。

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2024年2月23日

原発水漏れミスの防止は

2月7日に東京電力福島第1原発の高温焼却炉建屋の外壁にある排気口から放射性物質を含む水が漏れた問題の要因は、東電は協力会社の作業員による人為ミスと結論付けましたが、実際は東電のずさんな安全管理態勢を重ねてきたことが判りました。

もし作業ミスがあった場合でも東電側は建屋内に抑え込める重層的な対策が欠かせないですが、東電は協力企業に対し基本動作の徹底を呼びかけていることによって再発防止としているようです。

これでは、作業ミスは続くし安全を最優先する意識は現場にどこまで浸透するのかは疑問です。

原子力規制委員会も会合で「精神論だけで(改善は)難しい」として、人工知能を駆使した監視システムの導入などを提案したようです。

この会社は、いまだに企業体質が変わっていないのか?と見えてしまい不安です。

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2024年2月22日

AT車なのに三つのペダル

昨年からわが愛車は、NV100という1ボックス軽貨物車(スズキ系)になったのですが、ネット上ではこの車に関しておもしろい話題が飛び交っていました。Nv100img_4125

私のは厳密にいうとセミオートマチック車扱いですが、一応オートマチック車なので運転席に在るペダルは左から「ブレーキペダル」、「アクセルペダル」の二つなのですが、NV100の場合はそのアクセルペダルのさらに右にペダルが在るのです。Nv1003img_4127

つまり、AT車なのにペダルが三つあるのです。

但し、その位置はタイヤハウスの陰になっているので、当然ですが踏むことは不可能なのですから「これは何?」となっているわけです。

これはブレーキペダルと連動しますので、早く言えばブレーキペダルなのですがその目的は全く違います。

このペダルは、正面衝突などの事故に遭った場合に、フロントが潰れてメインのブレーキペダルがドライバー側へ押し込まれたさいに、このペダルが手前の鉄部に当たって止まる事により、ドライバーの足の怪我を軽減する為の装置なのでした。

「ブレーキペダル後退抑制機構」というこの装置は、メーカーが乗用車のようなボンネットが無い軽トラのような軽貨物車用に開発したこの特有の安全装置のようです。Nv100img_4128

しかし、ゴムカバーが付きしっかり踏み込めるような形状にした理由は何でしょうか?

まさか、ネット上の話題作りを狙ったかのようです(笑)

 

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2024年2月21日

ハッカー犯罪組織を「クロノス作戦」で逮捕

きょうのNHKBSの「ワールドニュース」で紹介されたフランスの報道番組で、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃で知られるサイバー犯罪集団「ロックビット」のメンバーが逮捕され、世界に36ある犯罪用サーバーを’ロック’(遮断」できたことがわかりました。

「ロックビット」の逮捕には、英国家犯罪対策庁(NCA)、米連邦捜査局(FBI)、欧州刑事警察機構(ユーロポール)のほか、日本やフランス、スイス、カナダ、オーストラリアなどの警察組織も参加した「クロノス作戦」と名付けられた共同作戦が功を奏した結果だそうです。

「ロックビット」は他の組織とも連携し、過去数カ月に世界最大級の組織の一部にサイバー攻撃を仕掛けて重要情報を盗み出し、身代金を支払わなければ情報を流出させると脅す手口で、世界で約2500件に攻撃し約10億ドル(約1,500億円)以上の被害をだした恐ろしいハッカー集団です。

その被害の中でも、アメリカは1700余りの組織が標的となり最大の被害国のようで、ヨーロッパではフランスが約200件の被害の多さで最も多かった国のようで必死の捜査が行われたようです。

ただ、気になったことが二つありました。

一つは、そのメンバーがウクライナ国内で逮捕された者も居たらしく、全員がロシア語圏の人々だったことです。

そしてもう一つ、フランスの捜査官が疲れ気味の浮かない顔で語った「これからも似た集団は出てくるだろう」というニュースでのコメントです。

最初は凄い朗報だと思って視聴していましたが、その二つのことを思うと手放しでは喜べなくなってしまいました。

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2024年2月20日

踏み間違え多重事故調査の記事に?

先日、鏡市町で70代女性が運転した軽乗用車が、ブレーキとアクセルを踏み違えて1人が死亡、もう一人が重傷を負う事故が発生しました。

それを踏まえるかのように、きょうの地元紙朝刊には2019~2023(令和5)年の5年間で、県内でブレーキとアクセルの踏み間違いで死傷者が出た交通事故のうち、65歳以上の運転者による多重衝突事故が「44.6%」と半数弱に上り、64歳以下の28.1%を大きく上回ったことが掲載されました。

福島県内で踏み間違いにより死傷者が出た事故は5年間で179件で年代別では

  • 75~84歳が18件で最多。
  • 65~74歳が15件
  • 85歳以上が4件

ということで、いつも通りの65歳以上の高齢ドライバーに対し、県警が注意を呼びかけていることが主な内容になりました。

しかし、65歳以上になると年代別に関係なく事故比率はほぼ同じで40.0%台で、54歳以下は約30%台ですが・・・
突出して事故が多い年代が「55~64歳=58.8%」になっていることについての掲載記事はありませんでした。

「55~64歳がなぜ異常なまでに踏み間違い事故が多いのか?」それがわかると高齢者の事故が防げるヒントがあるかもしれないのに、そこをスルーした新聞んと県警になんとなく疑問がわきました。

そもそも、交通法規での高齢ドライバーとは「70歳」になっています。

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2024年2月19日

・・蒸発・・

蒸発とは、科学的には液体などが気化することですが、1960年代後半(昭和40年代前半)に流行語となった〈蒸発〉とは、まわりの人からみればなんの動機もなしにある日突然姿をくらませてしまうことでその多くが当人の意図的な家出のことでした。

しかし、その中には意図的ではない「失踪」も多く含まれていました。

1994年(平成6)2月19日の午後1時10分ごろのこと、福島県南相馬市原町区下北高平に住む、元歯科医院助手兼事務員「増山ひとみさん」当時21歳は、同市原町区日の出町の歯科医院から軽乗用車で帰宅する途中に行方が分からなり、今日でちょうど30年が経ちました。

増山ひとみさんはその日、仕事帰りに当時入院中だった祖父に洗濯物を届けることになっていて、翌日に見つかったひとみさんの乗用車からはその洗濯物や彼女のかばんなどがそのままになってあったそうです。

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2024年2月18日

会津はオタネニンジンで地域活性

昔も今も、その薬効と値段の高さでも知名度が高い薬剤と言えば、何と言っても朝鮮人参(高麗人参)断トツでしょう。

その名の通り産地として名高いのは朝鮮半島ですが、日本国内でも「オタネニンジン」という名称で栽培されています。

これはあまりにも高価なため、江戸幕府が全国各地に種を支給し国内生産を奨励したからですが、そのときの「お上からの御種(おんたね)の人参」ということから、国内では「オタネニンジン(御種人参)」という呼び方になったとされます。

ただこのオタネニンジンは、植え付けてから収穫販売できるまでに6~7年の歳月を要する(土づくりからだと9年余り)難しい植物のため栽培地は減り続け、今では「島根県」「長野県」そして我が福島県が三大産地となっているようです。

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2024年2月17日

派閥の裏金と旧統一教会とが・・・

きょうの報道番組「報道特集」の旧統一教会に関しての特集番組は、衝撃的な内容でしかありませんでした。

旧統一教会の最終目的は、政府政治家=自民党を牛耳り天皇を入信させて、統一教会を日本の宗教に変えることだそうです。

そのために最初に手掛けたのが、教育現場の教科書でありそこから

  1. 自民党批判をするものは排除する
  2. 原発は危険であるという意見は排除する
  3. ジェンダー平等などの考えは認めさせない

上記のような内容を教科書に修正を加え、自民党の保守派の政策がスムーズになるように教育していくことを行っていたというのです。

そのため、そういう教科書内容に反対する日本共産党や日教組に対し、子飼いの有名大学教授らを使って黙らせるよう指示してたというのです。

それなら、自民党が旧統一教会を大事に守ってきたわけがよく解かります。

そうなると勘繰りたくなるのは、一番密接だった安倍派の裏金の多くが旧統一教会に流れていたのではないか?ということです。

旧統一教会の魔の手は、すでに我々が小中学で使っていた教科書から入っていたのではないかと思うとゾッとしてしまいました。

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2024年2月16日

おとなしい日本人

派閥の裏金問題の真っただ中、確定申告が始まる今月は納税申告者にとって複雑な思いでしょう。

もし、これが欧米なら激しい「納税拒否」のデモが起こっていることは間違いないと思います。

しかし、日本ではそれは起こらないし、起こったとしても小規模で終わりでしょう。

まだまだ「親方日の丸」が、しっかりと根付いた国家であるということでしょうね。

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2024年2月15日

昭和55年、伊東外務大臣演説

1980年(昭55)9月23日ニューヨークの国連本部で開催されていた第35回国連総会で、日本から参加していた当時の故伊東正義外務大臣(福島県の会津)が行った一般討論演説の中で、現在の中東やイスラエルの問題で注目を浴びている部分を掲載します。

わが国は,公正かつ永続的な中東和平の実現のためには,国連安保理決議242及び338が完全に実施され,イスラエルが67年戦争の全占領地から撤退し,かつ国連憲章に基づき,パレスチナ人の民族自決権を含む正当な諸権利が承認され,尊重されなければならないと考えております。

以上の観点から,わが国は,総会決議3236及び去る7月緊急特別総会で採択された総会決議ES-7/2にうたわれたパレスチナ人の自決権に関する原則と精神を支持するものであります。

(中略)

わが国は,従来より中東問題の核心といわれるパレスチナ問題の重要性を認めており,問題の公正な解決のためにパレスチナ人を代表するPLOとイスラエルが,相互に相手の立場を認めることにより,PLOが和平過程に参加することが必要であると確信しております。
また,わが国は,問題の公正な解決のための環境づくりに,関係当事者が一致して真剣な努力を払う必要があることを強調したいと思います。

その関連でわが国は,最近のパレスチナ自治交渉の停滞と西岸情勢の悪化を極めて憂慮しておりますが,その一義的原因が占領地における入植地の建設,東ジェルサレムの併合措置等イスラエルの占領政策に起因していることは,非常に遺憾なことであります。
イスラエルが国際社会の声に素直に耳を傾け,平和的な話し合いに応じる勇気と柔軟な態度を示すよう切に願うものであります。

伊東外相は、最後に常任理国の拒否権を容認しつつも、その権利の乱用を強く指摘していました。

至極真っ当なことですが、40年以上も経ってもなおこの演説で語られたことは実行されていない現状を見ると、国のトップが変わるとすべてが元の木阿弥になっていくのが歴史だと再認識させられます。

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2024年2月14日

朝の6時の気温 10℃

ゴミ出しの今朝、6時前に起きて外に出たら外の方が暖かくて驚きました。

納屋の前の最も涼しいところにある温度計を見たら「10℃」、見間違っているのかと見直してみましたがやはり10℃でした。

ほぼ、4月下旬のごろの気温です。

一昨日と昨日の朝の同じ頃の気温は「-3℃」でしたから、13℃も気温が高くなったことになります。

寒くなくていいっですが、体の温度調整機能がおかしくなりそうでなんとなく調子が変です。

毎年のことですが、この寒暖差は年々大きくなっている気がします。

そして、きょうの日向の日中の気温は20℃を軽く越し、夏日(25℃)付近になってしまいました。

 

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2024年2月13日

キプタムさんが事故死

ケニア人のケルビン・キプタムさん(24歳)が2月11日、同国内での交通事故で死去したニュースは驚きました。

キプタムさんは現在のマラソンの世界記録保持者で、その記録は昨年10月のシカゴ・マラソンで「2時間0分35秒」というものです。

人類史上初のマラソン公式記録で2時間切りをする最初のランナーではないかと言われていた青年でした。

彼は13歳の頃に競技を始め、2022年のバレンシア・マラソン(スペイン)で初マラソン歴代最高となる2時間1分53秒を出し、2023年4月のロンドンでさらにタイムを縮め、世界記録を出したシカゴ・マラソンと合わせマラソンで3戦3勝というトップアスリートでした。

現地警察によると、事故は単独事故で運転してたのはキプタムさん自身、同乗していたコーチも亡くなり、同乗者の女性は重傷を負ったそうです。

世界陸連の昨年の年間最優秀選手に選ばれ、世界陸連のセバスチャン・コー会長や日本の高橋尚子さんらが、ショックと深い悲しみの談話を出しました。

運転していたのは高級車で、マラソンの優勝賞金で得たものだったのでしょうか?不明ですが、痛ましく悲しい事故です。

これで、史上初の2時間切りは同じくケニア人で昨年まで記録保持者だったのエリウド・キプチョゲ さんかもしれませんが、彼の心中は複雑なことでしょう。

24歳・・・若すぎです。

ちなみに日本記録は、富士通の鈴木健吾さんが2021年2月28日の「びわ湖毎日マラソン」で出した2時間4分56秒です

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2024年2月12日

お役所はまだフロッピーディスク?!

これは地区の役員会での雑談で知ったことです。

報道としては昨年ごろにあった気がしますが、山口県阿武町で2022年4月、町民463世帯に向けた給付金総額4630万円を、誤って一つの世帯の口座に振り込んでしまったことがありました。

さらに世間を驚かせたのは、同町が銀行への振込先リストデータ移動の手段として「フロッピーディスク(FD)」に保存して銀行に届けていたということでした。

フロッピーディスクは初期パソコンやワープロを使っていた我々にはなじみ深い媒体ですが、平成以降で20代以下生まれの人にとっては使うどころか、目にしたことさえ無いはずの古い記憶媒体です。

それを未だに使用しているとは驚きでしたが、同県に隣接する山陰地方の鳥取県と島根県でも市町村の半数以上が、金融機関とのデータのやりとりにはオンラインやUSBメモリーなどを使わず、未だにフロッピーディスクを公式使用していたことが判り驚かされます。

別の報道では、東京23区内にも使用していた区があったことも判明しさらにまた驚かされました。

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2024年2月11日

地域の老人クラブ

全国的にもそうですが、わが地区でも老人会の減少が急激に進んでいます。

主な原因として、行政では下記のように分析しているようです。

  • 会員の超高齢化
  • 国の政策による定年年齢の引上げでなどで、60代~70代の入会者が減少
  • 人口そのもの減少

そのため、高齢化した会員のリーダーに対しパソコンやスマホなどの講習など、全国各地で「リーダー養成」の強化が図られているようでそれは福島県も例外ではないようです。

実は私も何度か入会の勧誘を受けましたがその都度お断りしています。

なぜなら、先に挙げたように入会したら年代的にすぐに役員にさせられ上記のような各種の講習や会合にと面倒なことが目に見えているからです。

こんなことをすれば、さらに「老人クラブは、自由が無くなり面倒で嫌だ」となり、入会は減っていくことを行政は気が付かないのでしょうか?

そもそも、老人クラブってなんでしょう?

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2024年2月10日

只見の雪まつり

毎年開催される福島県只見町の雪まつり、北海道のような大きさはないですが雪像が並びます。

今年も10日、11日の両日、同町内で催され雪まつりを盛り上げようと郵便局の前には今年の干支(えと)の辰(たつ)にちなんで白竜の雪像がおかれているようです。

只見町は積雪が2mを越すこともある県内で有数の豪雪地帯で、その雪を逆手に取った催しなのですが近年は温暖化で雪不足が続いているようです。

今年はさらに雪不足だったようで、PR用の白竜もかなり苦労して雪を集めたようです。

豪雪に悩まされた地域がこんどは雪不足で悩むことになる、自然を利用することは難しいものであり、自然とは上手に折り合いをつけて付き合うのが最良であることを古の人々はやっていましたが現代人はそうではないようです。

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2024年2月 9日

今日は 旧の大晦日

暦を見れば今日は、旧12月30日で大晦日になっていました。

つまり、明日の10日はやっと「旧正月」になるのですから寒いわけです。

先日積もった雪はまだまだ残っていますが、今日のような気温と天気が続けば明後日にはほとんどなくなるかもしれません。

長期予報を見れば、かなり気温も上がってきそうですから「暖冬」の予報は本当のようです。

体の調子が狂うばかりです

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2024年2月 8日

二十歳の式典の変化

わが村の成人式は、「県外者の帰省がしやすい。高額になる女性の和服の準備が要らない」などの理由から昭和50年(1975)から夏の成人式として月遅れの「お盆=8月15日」にあわせて開催するようになりました。

ところが、新型コロナウイルスの流行で令和3年度の8月15日(日)に開催予定だった式は、令和4年1月10日(月=成人の日)へ延期されました。

さらに同年の令4年度(2022年4月1日)から「民法の一部を改正する法律」の施行で成人年齢は18に引き下げられました。

その後、村の成人式はどうなったのか?ちょっと気になっていたころ、議会公報などによってその様子がわかってきました。

「令和4年度」(18歳成人が施行)

  • 名称を「成人式」➡「二十歳を祝う会」に変更
  • 開催日は今まで通りの「8月15日」に開催

「令和5年度」(今年度)

  • 名称は「二十歳を祝う会」
  • 開催日はアンケートの結果を検討し1月開催に変更
    令和5年8月15日(火)➡令和6年 1月7日(日)※8日は「成人の日)

尚、年齢についてはその年度に20歳になるもの(同学年)が対象であり、実年齢では行わないのは変わらないようですので、私のような早生まれは19歳での式典参加になることは変わらないようです。

つまり、名称を除いて昭和48年度(1973)まで行われていた形に戻ったということであり、18歳での成人式は行わないということです。

今年の成人式の参加者の写真が広報誌に載りましたが、私のころと最も違うのは参加者人数です。

写真には約60名、私の時の式典は2か所の会場に分かれて行われ、その参加人数も私が居た会場の1か所だけで130名以上に達していました。

子供の数が減っていることを改めて知った気がしました。

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2024年2月 7日

汚染ゴミ最終処分場の舞台裏

原発事故によって汚染された除染土など、今は福島県内の中間貯蔵施設に在りますがその最終処分場は未だに決まらないままです。

建設期間を含めれば、もう場所が決まっていないと政府が約束した期限には遅いぐらいです。

昨日の地元の朝刊に、汚染土の最終処分場の当時の政府と環境省のやりが掲載され、私を含め多くの福島県民が関心を寄せたと思います。

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2024年2月 6日

今冬 除雪車の初動

昨夜から降り始めた雪は、今朝になっても降り続き積雪は20cmほどになっていました。

202426img_4124 気温が低くないので重い雪になり、家の除雪はかなり疲れるものでした。

そしてそれがやっと終えたころ、村の除雪車がやってきました。

今冬、初の除雪車の発動ということになりましたが、家の出入り口に雪の大きな塊を作られてしまいそれをまた除雪する羽目になりました。

重く湿った雪なので、除雪車が作った雪の塊は凍結すれば4~50cmの凶器(大石)そのものに変貌します。(明日の最低気温は-6℃の予報)

家の周りや近くだけのを砕いておく作業も、今年初めてになりました。

今冬はこれから降るのかもしれませんが、やっといつもの冬景色になった気がしました

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2024年2月 5日

解散のパーティー券

日曜夜の長寿番組「笑点」そこに昨年から新たに加わってるレギュラーメンバーの「春風亭 一之輔(しゅんぷうてい いちのすけ)」さんの、昨日の回答は面白かったです。

その回答は、今騒ぎになっている自民党派閥のパーティー券売り上げの裏金問題にかけてのものでした。

それは、「派閥解散、その解散パーティーを開いてまたパーティー券を売る」というようなものでした。

自民党のあのしたたかな人々の顔を思い浮かべたら、そういうことを本当にやりそうで笑ってしまいました。

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2024年2月 4日

日産の山岳救助SUV車に思う

2024年1月16日、日産自動車の欧州部門は、今人気のSUV車の『エクストレイル』をベースにした、山岳救助車両『エクストレイル・マウンテン・レスキュー』(Nissan X-Trail Mountain Rescue)を発表しました。

「エクストレイル・マウンテン・レスキュー」は4輪のタイヤをクローラーになった車両、平たく言うとタイヤをブルドーザーのような小型キャタビラにしたものです。

日本国内では、クボタのトラクターに後輪をこれにして、水田を走行できるようにしたものが在ります。

その車両の姿を見た瞬間、これは積雪現場用ですが能登大地震のように少ない幹線道路がふさがった際、このような車両があれば役立つのではないか?と思ったのです。

まだ国内では販売されないようですが、そういう使い方も想定して国内でも製造販売してもらいたいし、国や自治体も利用を考えてもらいたい気がしました。

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2024年2月 3日

原子力電池

現在使用されている電池で最も長く稼働するのが、原子核崩壊で発生する熱を電力に変換する「原子力電池」なんだそうです。

ただし、放射能被ばくなどのリスクがあるため、地球から遠く離れた場所で活躍する「宇宙探査機」や「人工衛星」などに限定仕様になっています。

ところがです。

最近、中国の新興企業「ベータボルト・テクノロジー(北京貝塔伏特新能科技有限公司)」は、通常の電池と同じく一般向けとして使用できる超『小型原子力電池』の開発に成功したということが、1月8日付の『ベータボルト社のプレスリリース(中国語)』で発表がなされたようです。

同社によれば、「新しい原子力電池はコインと同じサイズであり、メンテナンスや充電を必要とせず50年間使用し続けられる。世界初の電池」というのです。

すでに打ち上げられた無人宇宙探査機「ボイジャー1号」「ボイジャー2号」には、原子力電池が搭載されており、数十年にわたって、それらのコンピューターに電力を供給し続けた実績があります。

ベータボルト社は、2025年には商業用の原子力電池を大量生産する計画を立てており、少なくともその時期には正確な情報が得られそうなのです。

ただ、世界中はまだ半信半疑でいるようです。

もしこれが事実で50年も100年も稼働する電池が一般化したら私たちの生活は根本から一変、スマホの充電など必要なくなるかもしれないことです。

たしか?漫画の「鉄腕アトム」は、これと同じような核エネルギーで動いていましたが、それが現実化したことになります。

ただ、その使用済みの核電池の処分はどうするのか?それは発表されていません。

 

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2024年2月 2日

右にふくらんでの左折=道交違反

昔の自動車学校では、交差点での左折する場合に自動車の前後の内輪差によって左側の後輪を縁石などにあたったり、側溝に落とすのを警戒しハンドルをいったん右に切ってから左折する「内輪差をとる」ということを昔の自動車学校では教えていました。

道路狭く交差点の状況が良くなかった昔はそれがあたり前ですから、高齢者を中心に今でも左折時(右折時も)にどんな大きな交差点でも、曲がる方向とは逆に膨らむ左折方法を行う人が大半です。

ところが、昭和50年代以降になると自動車学校ではそういう曲がり方を教えなくなりました。

道路交通法(左折又は右折)
【第34条】
第1項 車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない。
(第2項以下略)

つまり左折するときは、あらかじめ(30m手前から)道路の左端に寄って徐行しておき、右にふくらまずに左キープしながら徐行のまま左折しなければならないという規定です。

上記のように、交通法規では左折時に大きく膨らんで曲がることは「違反」になり、違反すれば「2万円以下の反則金、違反点数2点加算」、ですがたいていの場合ウインカーと逆に曲がったとして「合図不履行違反」で、6000円以下、1点の加点」となります。

ただ、これが「あおりハンドル」とされた場合は、違反点数は25点以上の加点と免許取り消しになる可能性もあります。

第一にそんな曲がり方をした場合、左端を走行してきた自転車やバイクを巻き込む重大な事故につながります。

わたしも高齢ドライバーが運転する左折車が、左折レーンから走行レーンに膨らんできて危うくにぶつかりそうになったことが複数回あります。
そんなときには思いっきりクラクションを鳴らすのですが、当の本人はなどうして鳴らされたかわからないドライバーばかりです。

わたしはやりませんが、習慣や長年の癖というのは無意識にやっているので恐ろしいものです

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2024年2月 1日

やっぱり にしゃらもが

福島県の自民党国会議員は根本匠衆議(岸田派)を除くと、それ以外はあの「口頭決済」というとんでもないことをやった森雅子元法相をはじめとして、全員が自民党安倍派(清和政策研究会)に所属している議員たちです。

きょう、その福島県の安倍派に所属する議員たちが、裏金のキックバックを派閥から受けていたことが福島県の地元紙に載りました。

【2020年~2022年までの3年間に安倍派から受け取った金額】

  • 森雅子参院議員     =168万円
    (元法相、元特命大臣、内閣総理大臣補佐官 )
  • 吉野正芳衆院議員(元復興大臣)=414万円
  • 亀岡偉民衆院議員    =292万円
    (県第一選挙区支部長・元内閣府副大臣)      
  • 菅家一郎衆院議員(元復興副大臣)        =678万円
  • 上杉謙太郎衆院議員(県第三選挙区支部長 )=286万円

上記の5議員は、派閥からのキックバックされたお金を政治団体の収支報告書に還流分を記載していなかったり、清和政策研究会の名称を使わずに別名目で記載したりしていたことが判明しました。

ところが、上記の各議員たちは「政治資金収支報告書の訂正」(記載漏れ)という形で終了し罪に問われないようです。

なんといっても、この裏金問題を地元紙が裏金と記載せず、「派閥からの還流分」などと記載したことにため息が出てしまいました。

「やっぱり にしゃらもが」(やはり、おまえらもか

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