自殺者2万人以上・・・44人減
厚生労働省は、2023年1年間に自殺した人が全国で2万1837人となり、2022年と比べて44人減少したことを発表しましたが相変わらず2万越えの数値にいろいろな思いが頭に浮かびます。
年代別では、50代が101人増えて4194人と最も多く、次いで40代が3625人、70代が2901人などとなったようですが、児童・生徒の自殺者数は513人(小学生=13人、中学生=153人、高校生=347人)と過去最多となったことが判ったようです。
性別では、男性は1万4862人と前年から116人増、女性は6975人と前年より160人減ったようです。
自殺の原因・動機別では、病気などの「健康問題」が原因=1万2403件(371件減少)に比べ、生活苦や事業不振などの「経済・生活問題」=5181件(484件増)の増加が顕著になっています。
厚生労働省は、児童生徒の自殺が多いことに着目して対策を強化するようですが、統計から判るように圧倒的に中高年男性の自殺が占めていることを問題視すべきと思います。
| 固定リンク | 0
コメント