問題の1Fの防潮堤が完成
東日本大震災の時の大津波に襲われて事故を起こした東京電力の福島第1原発(1F)を守るため、東電は2020年に防潮堤を完成させました。
ところが、震災の際に16mの津波が発生したにもかかわらず、その防潮堤の高さは11mという低さだったため政府から回収命令が出されたという記事を過去にアップしました。↓
福島第一原発の防潮堤は完成したが・・: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)
この政府の指示を受け、東京電力は2021年6月から高さを変える工事を始めていたのですが、それが一昨日の3月15日に完成したことが発表されました。
今回完成した防潮堤は、海面からの高さが最大16mで、1号機北側から4号機南側まで延長約1kmに渡って整備されたようです。
ただこの高さ16m・延長1kmというのは、日本海溝地震が発生した際に第1原発で予想されている津波は10.3~14.9mとしている東京電力の試算から作られた数値らしく、なんとも甘い考えにしか感じられない私です。
やはり企業体質は変わっていないようで、今朝も震度3の地震が発生し不安です。
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
完成されたとは言え、まだまだ課題が有りそうですね。
投稿: H.K | 2024年3月17日 19:47
>H.Kさんへ
そもそも、2009年ごろに作っておくべきものです
投稿: 玉ヰひろた | 2024年3月17日 20:15
それはもうほんとに、2008年ごろまでに作っておけば、あのような過酷事故が起きなかったかもしれない。
いまさら、という感もあります。
いまだに!Fを守るために、いやまだまだ廃炉作業は底知れぬ過酷さを抱えている。
せめて、目先の防波堤だけでもということでしょうか。
投稿: へこきあねさ | 2024年3月18日 15:20
>へこきあねさんへ
2009年に、政府(安倍政権)は指摘を受けていたのですが、なぜかその疑似録は消えてしまいました
投稿: 玉ヰひろた | 2024年3月18日 17:38