中国の原発事情
中国の公式資料である2023年版の原子力専門書「中国核能年鑑」によると、13原発は福島第1原発から放出が計画されるトリチウムの年間上限量の22兆ベクレルを超えていたようです。
浙江省に立地する秦山原発が2022年に放出したトリチウム量は202兆ベクレルと、東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限と比べて最大9倍に上ることも判明しました。
これは中国の公式資料で明らかになったことですから確かな数値でしょう。
知っての通り中国は福島第一原発の処理水には他の放射性物質も含まれるとして海洋放出に反対し、現在で日本の水産物の禁輸処置を解除していませんから、自国の処理水排出は無視しているようです。
中国と日本はこれからどうなるのか不明ですが、最悪の結果にならないことだけは祈りたいです。
もしも南海トラフ大地震が起こった場合、避難できる一番近い外国と言えば韓国や中国しかないのにいがみ合っていては良いことは何もありません。
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