『記憶 風化させない』・・・か?!
今日の朝刊第一面のメインタイトルが『記憶 ふうかさせない』でした。
記憶とは、もちろん東日本大震災の災害と原発事故のことですが、私の考え方は少し違います。
人々の「記憶」というものは年月を過ぎ薄れていくもの(風化)であり、それが常識だと思います。
だから人々は記憶じゃなく、「記録」を残すものだと思います。
その記録を基に、後世の行政や人々が対策や恐れを思い考え直せるのです。
災害は「記録 絶対に無くさない」が一番大事なことだと思います。
だから故安倍政権のように、忖度・人為的に記録を廃棄できるような現行制度こそ再考すべきと思います。
きょうも、フランスでの大洪水被害が報道されていますが、これからも自然災害は連発するとでしょう。
昔の人は、こういう自然災害を怖れとして崇め「天神」として祀り、ひれ伏して拝み鎮まることを願ったものですが、「天神=天災(自然災害)」が、いつの間にか「天神=学問神(菅原道真)」になってしまったことは、人々の記憶というのは薄れ変化してしまう代表的な例えだと思います
結局、現代人も最後は神頼みになるのかもしれません。
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