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2024年4月の30件の記事

2024年4月30日

やっぱり駄目だった「馬場桜」

わが村に在る国指定天然記念物の「馬場桜」(ばばざくら)、昨年の春に花を咲かせた後の6月ごろに全ての葉が落ち保存会が心配していたのですが、やはり今年は花を咲かせませんでした。

桜の複数の根が枯れた状態、これは樹木医の鈴木俊行県文化財保護審議会長によれば樹木を枯れさせるモンパ菌やナラタケ菌の影響だそうだそうです。

馬場桜は樹齢千年以上を誇る桜の古木ですが、2018年の暴風で一度倒れた年に復活を目指し保存会が発足、毎年同会が中心になって手入れをした結果、樹勢は回復し花を咲かせるようになっていましたが今回はダメなようです。

大玉村教育委員会は樹木の枯死や原因が確認され次第、国指定の取り消し手続きを取るそうで、早ければ年内にも「国指定天然記念物」は取り消されることになるようです。

物心ついたころから見慣れた桜、寂しい限りです

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2024年4月29日

5千円札とATM

わが地域では近所などの葬儀などで香典として包むのは5000円が相場です。

その際に使うのは見栄えもよいので五千円札になります。

ただ、五千円札というのはいざという時には無いもの、今回もそれに遭遇し、さらに近所の人にも頼まれたのでお札が2枚欲しくなったのです。

そこで考えたのは「ATMでは五千円札が出ないのだろうか?」ということでした。

オンラインで検索したら裏技などが出ていたので、試したのですがわが地域のATMでは「エラー」になってしまい千円札しか出せませんでした。

引き出せると便利なんですが、そもそもATMには五千円札はセットしないルールなのでしょう。

続きを読む "5千円札とATM"

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2024年4月28日

「せでって」

福島県南相馬市鹿島区の常磐自動車南相馬鹿島サービスエリア(SA)に在る利活用拠点施設「セデッテかしま」の9周年記念感謝祭が27日と28日の両日に行われています。

屋外広場での芸能祭りも5年ぶりに開催し、原町一小の九曜太鼓、相馬流山踊り伝承保存会の踊り、愛舞連の阿波(あわ)踊りなどが披露されたようです。

28日には相馬野馬追太鼓、馬場民俗芸能保存会、みなみそうま遊夢キッズなどが登場したようです。

さて、この施設の名前になっている「せでって」とはどういう意味かわかるでしょうか?

このブログサイドにある「ふくしまの方言」というサイトを開くとわかりますが、「連れて行って」という意味です。

ただ、従兄の中でも年かさだったわたしは母や叔母たちに「せでって」とか「せでってくいよな(連れて行ってくれないか)」と言われ、幼い従弟たちの面倒を頼まれたものですが、今の人たちはほとんど使わなくなった言葉です。

消えていく方言の一つなのでしょうね。

参考までですが「でって」と言った場合は、「入れていって」と言う違う意味になりますのでご注意です。

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2024年4月27日

福島のかわざんよう

今、福島県には期待の三つのことが在ります。

一つ目は、
映画「青春×2 君へと続く道」が5月3日に封切されるそうです。

これは日本と台湾との合同製作映画で、台湾ではすでに上映され人気だそうですが、この映画のラストに出てくる場所の舞台となっているが福島県の会津只見町とJR只見駅なのだそうです。

この映画によって台湾からのインバウンドが増加するとして、只見町などはパンフなどを作り期待を寄せています。

二つ目は、
このほど福島医大と浪江町に拠点があるエフレイ(福島国際研究機構=F-REI)が、前立腺がん患者に負担が少なくなる治療薬の開発製造を始めることが発表されました。

これは他のがん治療にも応用が利くらしく、大きな期待が寄せられています。

三つめは、
原発事故によって出た汚染物質の最終処分場選定ですが、環境省の計画は今年度(2024年度)まででその後のことは何も決まっていません。

今年度には何らかのことが発表されることが期待されています。

三つめが一番大事なことですが、今日の朝刊によれば環境省の話として「福島県からの積極的な行動が最近無い」などの記事が掲載されました。

福島県から催促しないと動かないということでしょうか?本末転倒の話です。

この三つの期待、「〇〇〇の皮算用」にならないこと、それが一番の期待です。

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2024年4月26日

福島第1原発の停電事故は

24日(水)に発生した東京電力福島第1原発での停電、これによって処理水海洋放出の一時停止につながった問題を巡り東電が調査した結果、協力企業の作業員が掘削作業で深さを誤り、送電ケーブルを損傷したことが停電の原因だったと発表しました。

作業員は高圧送電ケーブルを通す埋設された管路を補修するため、コンクリート舗装面を剥がす作業をしていたが、コンクリートの下に砕石がないのにあると思い込み、約40cmほど掘り進めたためにケーブルを傷つけてしまったようです。

東電は、掘削作業で注意喚起を徹底するよう元請け企業に指示していなかったとして、再発防止のため高圧送電ケーブル付近で作業を行う際は、東電社員が現場に立ち会うことを決めたことを発表しましたが・

福島県民にしてみれば「またか。東電らしい」という思いにしかならなくなっています。

それではいけないのですが、昔からあまりにもミスが多くてそういう思いになってしまいます

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2024年4月25日

大きなお世話のレッテル貼り

きょうの朝刊の1面見出しは、「2050年には福島県内の33市町村が消滅する」というショッキングなもので驚きました。

その内容は民間有識者らでつくる「人口戦略会議」の調査として、出産の中心となる20~30代の女性が5割以上減ると推計される市町村について2020年から2050年までの30年間での人口が減少し続け、やがては自治体が存続できなくなる可能性があるというものです。

33市町村ということは、46市町村が在る福島県内では約7割が消滅する可能性があるということです。

さらに原発事故の影響が残る浜通りは、市町村単位の推計は示されず全域が消滅範囲として示されました。

今回示された消滅可能性がある自治体には、会津若松市(人口約11万人)も含まれ同市民はもとより県内からは「負のレッテル貼りだ!」と反発の声が福島県はもとより全国でも上がっているようです。

人口減の問題は全国的なもので、その問題の一役・参考にしてもらおうとしたものかもしれませんが、これで人口流出が加速することが想像できなかったのでしょうか?

ちなみに、わが村はその消滅が予想された33市町村には入りませんでした。

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2024年4月24日

「クレムノセラムス ウォルタースドルフェンシス」長っ!

福島県いわき市で日本初の種類となる二枚貝が1種と、県内初となるものが2種を含めた6種類の二枚貝の化石を双葉層群から発見されことが今日の朝刊に載りました。

その日本初の発見となった貝の名前が、タイトルの「クレムノセラムス ウォルタースドルフェンシス」という名なのです。

そして県内初となった2種の貝の名前が「ミチロイデス インサータス」と「クレムノセラムス ロツンダータス」なんだそうです。

たぶんこれらは発見者の名からとっているのでしょうが、発見された貝の中には「ディディモス アカマツイ」というのあったそうで、これはなんとなく日本人の名前のような気がしますが長くて難しいです。

アンモナイトとともに恐竜時代の地層の年代を示す「示準化石」としても知られる二枚貝の化石は、これまでの研究ではいわき市の恐竜時代の地層は約8900万年前のものとみられていましたが、今回の発見でこれよりも100万年ほど古くから堆積し始めた可能性があるということが判ったようです。

またもや古代史の定説が更新されることになります

発見したのは福島県立博物館の猪瀬弘暎主任学芸員らの共同研究グループで、いわき市の鈴木製麺会長の鈴木千里さん(74)が6種類を全部見つけたものです。

この製麺所を営む鈴木さんというのは、化石発掘では県内外でも知る人ぞ知る有名人でもあり、この記事を視た途端に「またもや鈴木さんが発見したのか。今も発掘をやっているんだ」と感心してしまいました。

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2024年4月23日

カーボンニュートラルと「セメント」

日本の国内の建物で、住宅も含めてセメントで作られるコンクリートが使われていないものは皆無ではないでしょうか。

小さな我が家でも基礎に使われ、外壁はモルタルですからセメントが使われています。

イギリスシンクタンクの王立国際問題研究所(チャタムハウス)によると、全世界で2021年に製造されたセメント量は40億トンを超えたそうです。

このセメントというのは、製造過程の中間製品であるクリンカを製造するプロセスで原料(石灰石)から化学反応によってで大量の二酸化炭素が排出されのですが、同シンクタンクによれば全世界のCO2排出量の8%を占めるものだったそうです。

セメント産業は、日本国内でも電力、鉄鋼に次ぐCO2排出量が多い産業の一つであり(日本の温室効果ガス総排出量の約4%)、その排出削減対策は重要な課題となりました。

2019年6月に閣議決定された「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」を踏まえ、日本の技術力による大きな貢献が可能な39テーマの一つとして、「CO2を原料とするセメント製造プロセスの確立」が設定されたそうです。

日本の技術には、この分野の2050年における世界全体のCO2削減量を約43億トンになると期待されているようですが、地味な取り組みだということでしょうか?日本のマスメディアで取り上げた記憶がありません。

今日もまた温暖化によるものか?は不明ですが、ヨーロッパのオリーブ産地では干ばつで不作で単価が高騰し、反対に中国の南部では大洪水で死者が出ていることがNHKBSワールドニュースで流れていましたが国内メディアは皆同じような報道ばかりです。

もう少し、他のニュースも報道してほしいです

 

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2024年4月22日

カエルが鳴きだす

今月の初めごろまでは、夜明け前から「フィーーーーー。フィーーーーー」という人の口笛そっくりなウソ鳥の不気味な鳴き声がしていましたが、それがいつの間にか聞こえなくなりました。

と、思ったら、毎日「ホーーーホケチョ」というへたくそな鶯の鳴き声が夜明けとともに聞こえ始めました。

もう少し経てば、もっとうまい鳴き方に変わることでしょう(笑)

そしたら今日の夕方ごろに、玄関先からカエルの鳴き声が聞こえてきました。

今年は少し早いようですがきょうは「春の土用」(4月16日~5月4日)の7日目、いよいよ気温が上がる季節がやってきたようです。

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2024年4月21日

歴代二本松藩主の墓所が一つになる

慶応4年(明治元年・1868)の干支は「戊辰(つちのえたつ)」でした、この干支の別の言い方は「ぼしん」であることから同年1月3日に西軍と東軍に分かれて始まった内戦を「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」と呼びます。

それから156年経った今年、戊辰戦争後に始まった会津戦争に参戦した二本松藩(現二本松市、安達郡、本宮市、郡山市の一部、福島市の一部)の歴代藩主の丹羽(にわ)氏が眠る菩提寺は二本松市に在る大隣寺になります。

しかし、この墓所には二本松藩丹羽家2代藩主の丹羽長次(にわながつぐ)と最後の二本松藩丹羽家藩主となった10代長国、11代から17代孝一さんまでの丹羽家当主の墓が存在していません。

長次らが埋葬されているのは東京の青山墓地なのです。

このほど二本松史跡保存会は、長次らが埋葬されている青山墓地の丹羽家墓所を、二本松市の丹羽家菩提(ぼだい)寺・市史跡丹羽家墓所の入り口付近に移設することを決定しました。

同保存会や同会の後藤宏迪(ごとう ひろみち)会長らは

「二本松市民の心のよりどころとなっている歴代藩主の墓が一堂に会することは大変意義深い」
「二本松市民が全員そろった歴代藩主の墓を墓参できることは大変素晴らしく、保存会として今回の事業に関われたことは大変光栄なこと」

「2カ所に分かれて埋葬されている歴代藩主を1カ所で埋葬することで、末永く墓所を保存することができる」

として、18代当主長聰(ながとし)さんと2年前から協議を開始し合意に至り、4月19日に同市で開かれた保存会の総会で正式に決定したそうです。

青山墓地にある台座を含め墓石、墓誌、慰霊碑2基を運搬し、大隣寺本堂脇と歴代藩公墓所参道階段の間に移設、費用は市の補助金を活用し、総事業費約800万円で整備するとのことです。

大林寺には、12~3歳の幼さで西軍と戦って死んだ「二本松少年隊」と隊長の墓もあり、これで菩提寺に一同がそろうことになります。

私も旧二本松藩内に先祖代々住むものとして感慨深いものです。

 

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2024年4月20日

ゲームボーイは窃盗機器の名前?!

現在、警察では通称「ゲームボーイ」という機器を使った自動車泥棒の国内での被害があるか?情報収集を進めているそうです。

通称「ゲームボーイ」と呼ばれているツールは、正しくは「キーエミュレーター」というもので、モニターに十字キーと5つのボタンがあって手のひらに収まるサイズ、見た目は携帯型ゲーム機にそっくりなのでその名がつけられたようです。

これの本来の使い方は車のキーのとじ込みや、キーを失くしてしまったときに車から出ている信号を利用してドアを開けたり、エンジンがかけたるする業者のために開発されたものだそうです。

しかし、これが開発すると同時に「車両窃盗」に使われる可能性が非常に高いことが懸念材料だったそうで、その予想が現実になったもののようです。

ヨーロッパでは、2024年発売となったモデルが、1台3万ユーロ(日本円で約490万円)という高額で販売されているそうですが、販売サイトでは、悪用される恐れがあるため、一応「違法行為の使用は禁止」との注意書きはなされているようです。

この最恐のツールに対しての対策として考えられているのは、国産のセキュリティーを選ぶ、鍵付きのガレージに車を入れる、別の駐車場に一時期置く、などが有効だとされていますが・・・

電子制御でエンジン始動やドアロックがなされている車両が多い現在、いったん車泥棒に狙われたら防ぎようがない気がします。

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2024年4月19日

どこか間違っている各国の首脳たち

NHKBSのワールドニュースは伝えています。

  • 現在、世界全体では1秒間に2人づつ人口が増加している。
  • インドでは数億人の国民がトイレ無しの生活を送っている
  • ベトナムでは記録的干ばつで多くの果実畑の木が枯れる可能性が高まっている
  • ロシアでは大きな洪水被害が発生し多くの住民が住むところがない状態でいる
  • ウクライナ、イスラエル、スーダンなどでは戦争が長引き死者が増えるばかり

「国破れて山河在り」は昔の話、現在の戦争ではその山河さえも無くなって瓦礫のみになってしまいます。

G7、国連の常任理事の5か国、世界の首脳たちは何を守ろうとしているのでしょうか?

 

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2024年4月18日

シガレット禁止令・・イギリス

「紙巻きたばこ」(シガレット)というのは17世紀ごろより存在していたようですが、第一次世界大戦以降から広く普及していったようです。

日本では1920年(大正9年)以降だそうですが、喫煙者はほとんど見なくなりました。

4月16日イギリスの議会下院は、現在15歳以下の2009年以降生まれの人への「紙巻きたばこ」の販売を生涯にわたり禁止する法案を可決しました。

法案が施行されれば、今年で15歳以下の2009年の1月1日以降に生まれた人は、生涯にわたって「紙巻きたば」こを購入できなくなります。

さらに、イギリスでは、たばこを買えるのは18歳以上なのですが、この法案では店が「紙巻きたばこ」を売ることができる対象の年齢を2027年以降、毎年1歳ずつ引き上げるとなっているようです。

イギリス政府は、がんなどの病気を引き起こすとされるたばこが公的医療制度の負担になっているとして決めた法律ですが、喫煙そのものは合法であるため、法案に反対する団体からは「シガレットの闇市場を作り出すことになる」との批判も出ているようです。

そもそも、「紙巻きたばこ」以外に在る、刑事コロンボ(アメリカ)愛用の「葉巻たばこ」は? シャーロック・ホームズ(イギリス)のトレードマークである「パイプたばこ」は? 長谷川平蔵(鬼平)愛用の煙管の「刻みたばこ」は?

どういう取り扱いになるかがよく解かりませんが、「販売禁止」というのは思い切った法律だと思いました。

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2024年4月17日

ロシア南部で数十年ぶりの大洪水

ウクライナ侵攻を続けるロシアで、現在大規模な洪水が発生しています。

洪水が発生したのはロシア南部のオレンブルク州、ウラル山脈南部から流れるウラル川で4月5日、気温の上昇による雪どけ水によってダムが決壊し、浸水した住宅はおよそ1万3000戸、8000人近くが避難しているということです。(2024年4月10日 ロイター通信)

さらにその洪水は、国境を接する中央アジアのカザフスタンに及び、ここでも10日までに10万人近くが避難しているようです。

この大洪水は、オレンブルク州では数十年ぶりで、カザフスタンでは少なくとも過去70年間で最悪の水害だという大災害のようです。

ウラル川の水位は依然として高いらしく、プーチン大統領も最新の状況を把握し注視しているとしているそうですが、進まない対策に被災地の住民の不満はピークに達し、4月8日オレンブルク州のオルスク市では被災した一部の住民が市庁舎前に押し寄せて地元当局の対応の鈍さに対し「恥を知れ」と地元当局をののしったり、「プーチン大統領よ、助けてほしい」と訴えたりする様子を現地メディアが伝えているようです。

その報道に対し、オレンブルク州のパスレル知事は「多くの住民は救助活動を支援し、愛国者としてふるまっている」と強調するとともに、結束を呼びかけました。

ただ、同州の検察は抗議に集まった被災住民に対して「今回のような集会は法令に従って当局が許可したものではない。参加しないように」と警告を出したようです。

市庁舎前にやってきた住民らは、洪水で失われた家屋や財産に対する当局の補償を巡る不満などが背景にあるのではないかと推測されていますが、はたしてそれだけなのでしょうか?

いずれにしても人口20万に程の穏やかな町は、大洪水で一変したことは間違いなく戦争している場合じゃないと思います。

この洪水被害も、日本のマスメディアはスーダンと同じように報道がほとんどないですね

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2024年4月16日

軽視?南半球スーダンでの戦闘(戦争)

世界で今起こっている戦闘(戦争)は、2022年3月にロシア軍が越境攻撃して始まったウクライナ戦争、翌年の2023年4月に始まったアフリカ北東部スーダンでの政府軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘、そして同じく2023年の10月にハマスなどの越境攻撃から始まったイスラエルでのガザ地区の戦闘の3ヵ所です。

戦闘開始から昨日の15日で1年となったスーダンでの戦争、紛争地域のデータを収集する米NPO「ACLED」によると戦闘開始後少なくとも1万4790人が死亡、廃墟化した市街地、人口の4割近くが深刻な食料不足で飢餓に直面し人道危機は悪化し続けています。

国連はこのまま戦闘が続けば「スーダンでは世界最悪の飢餓」を招くと警鐘を鳴らしていますが収束の兆しは見えないようです。

しかし、海外メディアと比較すると日本のメディアは、ウクライナとイスラエルの戦闘報道に比べ、南半球であるスーダンの激しい戦闘の様子の報道はほとんど取り上げられていません。(皆無?)

南半球のことは視聴率が取れないからというような理由でもあるのでしょうか?

これは報道による差別ではないでしょうか?

公平じゃないと思います。

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2024年4月15日

マイナ保険証と病院への20万円

9日に厚生労働省は、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の3月の利用率は5.47%で低調だったとことを公表しました。

政府はこの打開策として、今後は利用者数の増加状況に応じて支給額を病院が20万円、診療所と薬局は10万円を上限としてマイナ保険証の利用を呼びかけることなどを条件として支給することを決めました。

この対策について、厚労省の担当者は「医療機関にとっては受け取る金額が増える」などのコメントを出したようです。

そして、2,021年のオンライン講習会で5千万以上もの利益を出しながら、「オンラインのイベントは政治資金パーティーにはあたらない」として、政治資金収支報告書を提出しなかった武見敬三厚労相は「利用件数は初めて1千万件を超えたが、率はまだ低い」と指摘するコメントを出しました。

やはり、この方たちの頭にある対策はお金で済ます算段(ばらまき)しか浮かばないようです。

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2024年4月14日

お疲れの引っ越し業者

昨日のこと、姪が(5人目)出産したのでそのお祝いと赤ちゃんに合いに一家で行ってきました。

姪が住むところは県内ですが、我が家からは約90kmほど離れた街なので久しぶりに東北自動車道を利用しました。

車を新しくして初めての高速走行となりましたが、風も無くて強風に弱い1ボックス軽自動車にはありがたい走行条件になりました。

赤ちゃんも見て帰宅となり再び高速走行になりましたが、帰宅なので80km走行というのんびりしたものにしました。

10分ぐらい走行したころでしょうか、私たちの車の前にかの有名な引っ越し業者「〇ート引越センター」のトラックが入ってきました。

別になんでもない綺麗な入り方の運転でしたが・・・・そのトラックは時折左に寄り始めるようになったのです。

その寄り方は路側帯に入り始めまた戻るというもので、明らかに居眠り運転をしているのでした。

それはさらに大きくなり、あるICの分岐点ではあわや分岐点のガードレールにぶつかる寸前でかわしたときは、さすがに私と妻は「危ない!」と大きな声を出してしまいました。

引っ越し業務なのでドライバー1人ではないはずですが、時間的にも引っ越し業務が終わり昼食を済ませたころなので、助手席の同僚は眠ってしまっているのだろうと思いました。

妻は「〇ート引越センター」に電話してやった方が良いのではないか?と言いましたが、番号もわからずドライバーは必死に睡魔と戦って運転しているようだしそのまま見送って高速道を下りました。

今の時期は引っ越し業者は猫の手も借りたい忙しさだと聞きますが、自宅に帰っても「無事に帰られただろうか?」と心配で、気になる日となりました。

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2024年4月13日

大阪万博と福島県

建設費、2回目の上振れとなり先行きの見通しがなお不透明な「2025年大阪・関西万博」ですが、この施設の一部の建物の設計と建設に福島県の会社と人物がかかわっていることが今日の朝刊で紹介されました。

建設する施設はテレビ各局が中継などに使うサテライトスタジオで木造平屋建て床面積約150平方メートル(約45坪)、福島県産木材を基礎部分や屋根に活用して建てるそうです。

万博協会が発注したその工事を受注したのは、福島県大玉村の建築家「佐藤研吾さん」と、同県郡山市の「おおほり建設」です。

佐藤さんによれば東北の企業が万博関連工事に参入するのは初めてになるそうで、「東北から万博を盛り上げたい。会期後は建物を解体し、部材を福島県内の地域の施設に転用していく計画です」ということのようです。

佐藤さんは当初「地域おこし協力隊」の一員として大玉村に来て、その後一家で現在の場所に移住し古民家を回収し佐藤研吾設計事務所と古書店にして仕事をなさっている人です。

住んでいる家の隣組には「野内与吉さん」の生家が在る景色の良い場所ですが、そんな村の人が万博にかかわっているとは驚きでした。

ただ、先記しましたように次々に問題が噴出するこのイベントに参加していることに対し複雑な思いばかりです。

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2024年4月12日

ロマンス詐欺・・?!

あるとき会津地方の70代男性の交流サイトのフェイスブックに面識のない女性から友達申請が届いた。

台湾出身で東京在住のファッションデザイナー。
男性は一度は申請を断ったが、「女優さんのようなプロフィル写真」に後ろ髪を引かれ、再び届いた友達申請を承認した。

程なくして女性からLINEで連絡を取り合わないかと打診された。
女性は春節(旧正月)で台湾に帰省中だと言い、食事や趣味のヨガの様子を撮った写真などを1日に何度も送ってきた。たわいもないやり取りを重ねるうち、「俺みたいな老人を相手にしてくれるのか」と親近感を抱くようになった。

その後その女性から投資を持ちかけられ、男性は約250万円をだまし取られるという詐欺被害にあってしまったそうです。

これが最近急増している「ロマンス詐欺」というものだそうです。

孤独な高齢男性や、著名人が関与する投資サイトをかたり虚偽の投資話を信じ込ませる「SNS型投資詐欺」と、SNS上のやりとりで恋愛感情を抱かせ支援金名目や投資話で金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」の2類型の福島県内の被害合計額は、今年1~3月で3億2820万円(18件)になってしまったようです。

この被害額は、昨年1年間の2億2902万円(23件)をたった3か月で上回る最悪の状態のようです。

福島県警は県民に注意を促すとともに捜査を強化していますが、従来型の成り済まし詐欺は被害者宅を訪問するなどの対面式だったのに対し、SNS型詐欺は非対面式で口座間での金銭のやりとりとなるため、摘発の端緒をつかみにくいという話です。

スマホはどこでも好きな時間にSNSにアクセスが可能というのも要因かもしれませんが、どんなに警戒していても目をつけられたら危ないと思っていた方がよいのかもしれません。

成り済ましや振り込め詐欺は高齢女性の被害が多かったようですが、このロマンスやSNS型詐欺はターゲットを高齢男性に変えた感があります。

私のようにSNSもLINEも使わない、ちょっと’時代遅れぎみの男’もいいのかもしれませんが、一番はやはり「自分は大丈夫」という過信と、スケベ心(笑)は禁物でしょう。

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2024年4月11日

信号機とスマホが連動?!

福島県警は本年度、信号機の表示をスマートフォンを通じて音声で知らせるシステム、「高度化PICS(ピクス)」と呼ばれるものを導入することを発表しました。

これまでも「音の出る信号機」というのは在りましたが、今回導入予定の「高度化PICS(ピクス)」は信号機に付けた通信装置から、スマホに信号の情報が届き「赤です」や「青です」などと音声や振動で知らせるもののようです。

つまりこれまでの音の出る信号のように、交差点でどこの横断歩道が鳴っているのか解り難かったのが解消さるとになります。

使用するには専用のアプリ「信GO!」をスマホにダウンロードするとのですが、視覚障碍者の皆さんにはそれが一番厄介かもしれません。

ただし導入されるのは県内全市町村ではなく、福島市、郡山市、いわき市、会津若松市の4市にある交差点計11カ所の設置となるようで、県警は本年度予算として約3500万円を計上したそうです。

今年度の福島県警人事で、交通規制課長に県警採用の女性警察官では初の所属長となる「岡崎美加さん(57)」が就任されました。

「円滑な交通環境確保に努めたい」と語る岡崎さんは、現行の警察制度で1993年に本県で誕生した女性警察官1期生で、警察官として30年になるそうですが、この「高度化PICS(ピクス)」も所管することになるんだと思います。

担当警察の長もシステムも新しく、なんだか期待してしまいます。

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2024年4月10日

福島県内で金属の窃盗が急増

きょうの地元紙朝刊で福島県内各地でU字溝をふさぐ金属製のふた=グレーチングや橋げたに在る橋名板の窃盗被害が昨年と比べ急増していることが載りました。

県などによると、郡山、白河、相馬、本宮、大玉、棚倉の各市町村で、道路脇などにある63枚のグレーチングが盗まれたようです。

そこにわが村の名が在りますように、わが村でも全部で10枚が被害に遭っていますので割合としては少なくないと思います。

急増している背景には、これらの金属価格が上がっているからだそうですが、グレーチングは安くはなく(15000~20000円)小さな村には予算的にもダメージが小さくないものになります。

各市町村の職員による定期パトロールや地域住民からの通報などで被害が判明しており、各自治体は管轄の各警察署に被害届を提出、各署が窃盗事件として調べているようですが全く見つかっていません。

被害の場所は地元の人間もほとんど行かないところなのですが道路整備は進んでおり、Google地図サービスのストリートビューで紹介されていて、それが狙われる一因になっている気もします。

現在はグレーチングもボルト止めが多いのですが、ちょっと前のはそうではなので盗まれるのでしょう。

わが村のグレーチング、もう元の姿ではないでしょうね

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2024年4月 9日

16歳’選挙権が拡大か?

選挙権の年齢は、世界では18歳以上という国が圧倒的多数になっています。

日本も2016年(平成28)6月19日に選挙権を18歳に引き下げる法律が施行され、同年の7月10日の第24回参議院議員通常選挙が施行後初の国政選挙での投票となりました。

それから約8年になりますが、ヨーロッパでは選挙権年齢を16歳に引き下げる動きが広がってきていることを知り「えっ!」となってしまいました。

2007年にはオーストリアがすでに16歳以上に選挙権が与えられ、さらにノルウェー、スイス、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、英スコットランドでも与えられているというのです。

ただし、これらは全て地方議会や市町村の一部にだけのようです。

しかし、エストニアでは国政選挙への導入の是非を議論している最中で、なんとドイツとベルギーは今年の欧州議会選挙で認められました。

その中でドイツは先陣を切って6月9日の議会選挙が16歳以上有権者の投票が行われるそうです。

ドイツでも「(16歳に)成熟した判断ができるか?」などという反対論があるそうですが、高齢化が進む中でもっと若者の声を政治に反映すべきだとの意見が広がった背景があり法改正が成立したそうです。

ドイツでは、候補者は小学校などでも選挙活動を行う国家です。

それに対し、日本では18歳で選挙権が与えられ同時に選挙活動も認められたのですが、高校などではタブー視されていますのでまずはその辺の考え方を見直さないと年齢を下げても意味は無いと思います。

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2024年4月 8日

水道の水は、そのまま飲む?・飲まない?

パナソニックが今年1月に各都道府県100人ずつの、20~59歳の男女4700人を対象にして普段飲んでいる水のことについて調査した結果が報道されました。

まず、
普段生活で主にどんな水を飲んでいるのか?という質問では

1位 ペットボトルの水(28%)
2位 水道水をそのまま(25.2%)
3位 水道水を一度沸かした水または白湯(22%)

さらに、上記で2位になった水道水がおいしいと思う都道府県ランキングでは

第1位 鳥取県
第2位 富山県
第3位 新潟県・山梨県(2県同率
 5 長野県
 6 熊本県
 7 山形県
 8 北海道
 9 青森県
 10 福井県
 11 岐阜県
 12 岩手県

水道水をそのまま飲み水にしている割合が高いところは、

第1位「青森県」(52.0%)
第2位「山形県」(50.0%)
第3位「新潟県」「長野県」(いずれも48.0%)

住んでいる地域の水道水はきれいだと感じている人が多いところは

第1位「山形県」(93.0%)
第2位「富山県」(89.0%)
第3位「石川県」(88.0%)

一方で、「(水道水は)おいしいと感じない」と答えた人が多い地域は

1位は「沖縄県」(75.0%)、
2位は「千葉県」(71.0%)、
3位は「大阪府」(62.0%)、

沖縄では6割の人が水道水は直接飲まないという結果も出たらしく、これはこおいしくない上位のエリアでは水道水の硬度が高めとなっていることも影響していると考えられるようです。

沖縄に対し東北地方では8割以上が水道水を直接飲んでいるそうですが、これは言い換えれば私が住む東北地方でも2割の人は水道の水をそのまま飲まないということです。

わが村の水道は地下水ですが、やはり直接飲まない人はいますし、これは原発事故の影響だけじゃない気がしますね。

こうやってランキングを見ると、ほとんどが日本アルプスやそ近郊の県の水はおいしいということになるようですね

ちなみに、我が家では水道の水はそのまま直接飲んでいます。

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2024年4月 7日

イスラエルで大規模な抗議デモ

イスラエルとハマスの戦闘が始まってから約半年がたち、イスラエルではエルサレムや中部テルアビブ、北部ハイファなどでイスラエルのネタニヤフ首相への抗議デモ行われ、テルアビブでは約10万人もの人が集まったという報道が出ました。

その記事を視てすぐに、『イスラエル軍による人道を無視するような無差別的攻撃に対する抗議か?』と思いきやイスラエル国民の声はちょっと違いました。

報道によるとそれは、一向に人質解放が進まない状況に、ネタニヤフ首相を「裏切り者」と非難する声だったのです。

これはどういう思いなのでしょうか?

人質解放のために、さらなる攻撃もやむなしということなのでしょうか?

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2024年4月 6日

喜多方市役所に「喜多方ラーメン課」発足

新年度となった4月1日の月曜日、福島県喜多方市では新しい2つの部署が発足し動き出しました。

その部署の名称は「喜多方ラーメン課」と「そば課」というもので、文字通り地域ブランドである「喜多方ラーメン」と市内の山都(やまと)地区に伝わる「山都そば(やまとそば)」の魅力発信や振興に取り組む専門部署になります。

喜多方市役所では1日朝、新入職員らへの辞令交付式があり、遠藤忠一喜多方市長は2つの課の発足にあたり「地域で愛されている食文化のブランド力と知名度の向上と発展を図りたい」との話がなされたようです。

この部署の発足には上記以外の他に、差し迫った課題も関係しています。

全国的な知名度も高い喜多方ラーメンは、文化庁の「100年フード」にも認定されていますが、近年は高齢化や過疎化によって店舗の後継者不足や生産農家の減少などに直面していて、それらの課題解決を図るというねらいもあります。

2つの課には観光交流課の職員が兼務するかたちで配属され、「喜多方ラーメン課」・「そば課」・「観光交流課」の3つは瓜生昭彦さという方が課長を兼務し、ラーメンとそばのブランド力の向上と国内外への魅力の発信などに取り組むということです。

つまり、役所の職員も人手不足ということでしょうから、こちらが想像するより職員にとって大変な部署なのかもしれません。

それにしても、知名度の高いブランド品があること自体は羨ましい限りです。

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2024年4月 5日

衆院法務委員会での一コマ

きょう5日の衆院法務委員会で審議中の離婚後共同親権を導入する民法改正案の質疑で、自民党の谷川とむ氏が述べた内容に対し野党から疑問視する声が相次いだそうです。

谷川氏の発言>

ドメスティックバイオレンスや虐待がない限り、離婚しづらい社会になる方が健全だ」

「離婚して誰も得しない。子どものことを考えれば、離婚しづらい世の中の方がいいと思う」

何となく言いたいことの趣旨は分かる気もするのですが、「甚だ強い違和感を持った。離婚することで守られる子どもの利益は多くある」という立憲民主党の寺田学氏の批判コメントがあったように、この言い方には別な意味を持ってしまうものです。

さらに同委員会に出席していた中野英幸法務政務官は、審議中に居眠りをしたり、喫煙のために何度も離席(抜け出)したりしていることにも批判が起きたようです。

圧倒的多数議席を優先する与党議員、たるんでしまっているようにしか感じられないです。

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2024年4月 4日

4月4日・・・清明

きょう4月4日のところには、「清明」の文字が記載されています。

「清明(せいめい)」は四文字熟語の「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」略したもので、一年の季節を24分割した「二十四節気(にじゅうしせっき)」のうちのひとつになっています。

この日は春分を過ぎた4月の上旬から下旬の時期で、「春のうららかな日差しを受け万物が明るく清らかで陽気になる時期である」ことを意味しています。

中国にはこの日「清明節(せいめいせつ)」という祝日があり、「清明」に家族でご先祖様のお墓参りをするのが習わしがあるそうです。

その中国文化を色濃く残す沖縄でも、同じ時期に「清明祭(シーミー)」というお墓参りの行事があり、豚肉、昆布、餅などのごちそうを重箱に詰めて持参し、掃除やお参り、お供えをしたあと皆で食べる風習があるそうです。

時期的にもそうですが、考え方など私たちが行う春のお彼岸に似ているきがします。

政界も経済界も自然界も、清らかで明るい時に移り変わることを願いたいです。

しかしながら、過去の関連ブログ↓では同じ日の出来事が記されていますが・・・
4月4日・・・すごい日だ: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)

明るいことだけではなかったようです。

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2024年4月 3日

『最中』⇐読み方は?

「最中」という漢字が表記された場合に、いつもは何と読むことが多いでしょうか?

先日、岸田総理の答弁のテロップに「・・・の最中」というのが出たので、わたしは何気なく「・・・のさいちゅう」という言葉が発せられるものと思っていたら、岸田総理からは「・・・のさなかという言葉が発せられたのでまごついてしまいました。

日本語の漢字は読み方が変わるとちょっとだけ意味が変わります。

さいちゅう

  1. 動作・状態が現在進行していること。
  2. 物事がたけなわの時。
  3. まんなか。

さなか

  1. 物事が盛んにおこなわれているとき。

さて、始めの「さなか」と「さいちゅう」、この使い分けはその人のお好みと状況と話の流れによるのでしょうね。

そしてもう一つの読み方は、私の好きな和菓子の一つでしょう

もなか

  • 和菓子の「最中の月」から「の月」が省かれ、「最中」に省略された言葉。
  • 昔、「最中の月」という煎餅があり、後にその煎餅に餡を乗せたのが出て、さらにそれに蓋がつけられ現在の形になった。

和菓子の「もなか」の場合、現在のは本来の語源からすれば”餡子付きの最中(煎餅)”といことのようです。

つまり、「最中の月」とは満月のことなのでしょうかね

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2024年4月 2日

未明の揺れ

朝の4時半ごろカタカタと揺れ始めたので、大きくなるのかと身構えましたがそれほどでも無く終わりました。

直ぐにスマホの防災アプリ鳴り出したので、どこかと見たら青森や岩手で震度5の地震があったことが表示されていました。

なぜか?この地震の報道は少ないようですが、青森県八戸市に在る「埋蔵文化財センター是川縄文館」では、展示中だった国重要文化財の深鉢形土器が倒れ、縁の一部が欠ける被害があったようです。

同館によると、壊れたのは同市内にある風張1遺跡の出土品で、縄文時代後期の高さ32cmの土器で、地震で転倒し逆さの状態となった状態で確認されたようです。

本当にそれだけの被害で済んだのでしょうか?明日の朝刊を注意深く見てみたいと思いました

ほんとうに地震が多くなりましたが、今年もまたあちこちで震度5以上の地震が発生する可能性が高い気がします

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2024年4月 1日

除染土が行方不明に

福島県では県内の市町村の除染作業で生じた土壌や廃棄物は、中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)に搬入が完了しています。

政府計画では中間貯蔵施設に在る除染廃棄物は、2045年までに県外の最終処分場に移動完了することが法律として明記されていますが進んでいないことは以前にも記事としてアップしました。

 一方、福島県以外でも除染が行われ、その際に出た除染土壌や廃棄物に関してというのは報道も無くよく解かりませんでした。

他県では放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針で「除染土壌が生じた都道府県内において処理するものとする」とされているらしのですが、実態は国からの具体的な処分の仕方や基準が示されないまま現在に至っていたようです。

廃炉作業が進む東京電力福島第1原発から南に200kmほど離れた千葉県柏市では、民有地に除染土が埋められているのを知らず土地開発工事をおこない除染土が掘り返されて、どこへ運ばれたか分からなくなっているという事態が起こっていたことが新聞に載りました。

つまり、千葉県では除染土の紛失という事態が発生してしまったようなのです。

続きを読む "除染土が行方不明に"

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