16歳’選挙権が拡大か?
選挙権の年齢は、世界では18歳以上という国が圧倒的多数になっています。
日本も2016年(平成28)6月19日に選挙権を18歳に引き下げる法律が施行され、同年の7月10日の第24回参議院議員通常選挙が施行後初の国政選挙での投票となりました。
それから約8年になりますが、ヨーロッパでは選挙権年齢を16歳に引き下げる動きが広がってきていることを知り「えっ!」となってしまいました。
2007年にはオーストリアがすでに16歳以上に選挙権が与えられ、さらにノルウェー、スイス、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、英スコットランドでも与えられているというのです。
ただし、これらは全て地方議会や市町村の一部にだけのようです。
しかし、エストニアでは国政選挙への導入の是非を議論している最中で、なんとドイツとベルギーは今年の欧州議会選挙で認められました。
その中でドイツは先陣を切って6月9日の議会選挙が16歳以上有権者の投票が行われるそうです。
ドイツでも「(16歳に)成熟した判断ができるか?」などという反対論があるそうですが、高齢化が進む中でもっと若者の声を政治に反映すべきだとの意見が広がった背景があり法改正が成立したそうです。
ドイツでは、候補者は小学校などでも選挙活動を行う国家です。
それに対し、日本では18歳で選挙権が与えられ同時に選挙活動も認められたのですが、高校などではタブー視されていますのでまずはその辺の考え方を見直さないと年齢を下げても意味は無いと思います。
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コメント
寿命が延びているのに、なんで下げるのか理解できません。
投稿: もうぞう | 2024年4月12日 18:59
>もうぞうさんへ
高齢者ばかりで若者の声が反映しにくくなっているから、とも言われていますね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年4月12日 20:07