信号機とスマホが連動?!
福島県警は本年度、信号機の表示をスマートフォンを通じて音声で知らせるシステム、「高度化PICS(ピクス)」と呼ばれるものを導入することを発表しました。
これまでも「音の出る信号機」というのは在りましたが、今回導入予定の「高度化PICS(ピクス)」は信号機に付けた通信装置から、スマホに信号の情報が届き「赤です」や「青です」などと音声や振動で知らせるもののようです。
つまりこれまでの音の出る信号のように、交差点でどこの横断歩道が鳴っているのか解り難かったのが解消さるとになります。
使用するには専用のアプリ「信GO!」をスマホにダウンロードするとのですが、視覚障碍者の皆さんにはそれが一番厄介かもしれません。
ただし導入されるのは県内全市町村ではなく、福島市、郡山市、いわき市、会津若松市の4市にある交差点計11カ所の設置となるようで、県警は本年度予算として約3500万円を計上したそうです。
今年度の福島県警人事で、交通規制課長に県警採用の女性警察官では初の所属長となる「岡崎美加さん(57)」が就任されました。
「円滑な交通環境確保に努めたい」と語る岡崎さんは、現行の警察制度で1993年に本県で誕生した女性警察官1期生で、警察官として30年になるそうですが、この「高度化PICS(ピクス)」も所管することになるんだと思います。
担当警察の長もシステムも新しく、なんだか期待してしまいます。
| 固定リンク | 0
コメント
このようなアプリが頻繁に利用する信号に対応できれば、視覚障碍者にとっても高齢者にとっても安全性をより高めることができるのではないでしょうか。
全国で普及するといいですね。
投稿: へこきあねさ | 2024年4月11日 18:00
>へこきあねさんへ
私も知らなかったのですが、全国ではかなり普及しているようですね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年4月11日 19:53