やっぱり駄目だった「馬場桜」
わが村に在る国指定天然記念物の「馬場桜」(ばばざくら)、昨年の春に花を咲かせた後の6月ごろに全ての葉が落ち保存会が心配していたのですが、やはり今年は花を咲かせませんでした。
桜の複数の根が枯れた状態、これは樹木医の鈴木俊行県文化財保護審議会長によれば樹木を枯れさせるモンパ菌やナラタケ菌の影響だそうだそうです。
馬場桜は樹齢千年以上を誇る桜の古木ですが、2018年の暴風で一度倒れた年に復活を目指し保存会が発足、毎年同会が中心になって手入れをした結果、樹勢は回復し花を咲かせるようになっていましたが今回はダメなようです。
大玉村教育委員会は樹木の枯死や原因が確認され次第、国指定の取り消し手続きを取るそうで、早ければ年内にも「国指定天然記念物」は取り消されることになるようです。
物心ついたころから見慣れた桜、寂しい限りです
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コメント
それは残念なことですね、しかし樹齢1000年とは驚きです。桜も天命を全うでしょうか?
投稿: JACKS | 2024年5月 1日 06:16
>JACKSさんへ
この場所は小川が交わる、本来ちょっと湿ったところでしたが、道路は舗装され小川もU字溝で整備が進み今はきれいになりました。
もしかすると、それが桜には悪かった可能性も考えられます
投稿: 玉ヰひろた | 2024年5月 1日 08:04