大阪万博と福島県
建設費、2回目の上振れとなり先行きの見通しがなお不透明な「2025年大阪・関西万博」ですが、この施設の一部の建物の設計と建設に福島県の会社と人物がかかわっていることが今日の朝刊で紹介されました。
建設する施設はテレビ各局が中継などに使うサテライトスタジオで木造平屋建て床面積約150平方メートル(約45坪)、福島県産木材を基礎部分や屋根に活用して建てるそうです。
万博協会が発注したその工事を受注したのは、福島県大玉村の建築家「佐藤研吾さん」と、同県郡山市の「おおほり建設」です。
佐藤さんによれば東北の企業が万博関連工事に参入するのは初めてになるそうで、「東北から万博を盛り上げたい。会期後は建物を解体し、部材を福島県内の地域の施設に転用していく計画です」ということのようです。
佐藤さんは当初「地域おこし協力隊」の一員として大玉村に来て、その後一家で現在の場所に移住し古民家を回収し佐藤研吾設計事務所と古書店にして仕事をなさっている人です。
住んでいる家の隣組には「野内与吉さん」の生家が在る景色の良い場所ですが、そんな村の人が万博にかかわっているとは驚きでした。
ただ、先記しましたように次々に問題が噴出するこのイベントに参加していることに対し複雑な思いばかりです。
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
この様な情報、初めて知りました。
投稿: H.K | 2024年4月13日 (土曜日) 22:43
>H.Kさんへ
私も知りませんでした
投稿: 玉ヰひろた | 2024年4月14日 (日曜日) 08:33
素晴らしいことですね。移住者の佐藤さんはもとより、受け入れをしている住人の皆さんにも拍手ですね。
投稿: ひで | 2024年4月14日 (日曜日) 18:01
>ひでさんへ
おっしゃる通りだと思います
投稿: 玉ヰひろた | 2024年4月15日 (月曜日) 11:41