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2024年4月 3日

『最中』⇐読み方は?

「最中」という漢字が表記された場合に、いつもは何と読むことが多いでしょうか?

先日、岸田総理の答弁のテロップに「・・・の最中」というのが出たので、わたしは何気なく「・・・のさいちゅう」という言葉が発せられるものと思っていたら、岸田総理からは「・・・のさなかという言葉が発せられたのでまごついてしまいました。

日本語の漢字は読み方が変わるとちょっとだけ意味が変わります。

さいちゅう

  1. 動作・状態が現在進行していること。
  2. 物事がたけなわの時。
  3. まんなか。

さなか

  1. 物事が盛んにおこなわれているとき。

さて、始めの「さなか」と「さいちゅう」、この使い分けはその人のお好みと状況と話の流れによるのでしょうね。

そしてもう一つの読み方は、私の好きな和菓子の一つでしょう

もなか

  • 和菓子の「最中の月」から「の月」が省かれ、「最中」に省略された言葉。
  • 昔、「最中の月」という煎餅があり、後にその煎餅に餡を乗せたのが出て、さらにそれに蓋がつけられ現在の形になった。

和菓子の「もなか」の場合、現在のは本来の語源からすれば”餡子付きの最中(煎餅)”といことのようです。

つまり、「最中の月」とは満月のことなのでしょうかね

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コメント

なるほどねぇ。確かに「最中」と書いて「さなか」という呼び方もあります。
でも、雰囲気としては文語的あるいはクラシックな感じとでもいうのでしょうか。
「さなか」というと「講談」的な感が私にはあります。

投稿: へこきあねさ | 2024年4月 3日 20:12

>へこきあねさんへ

そうかもしれませんね

投稿: 玉ヰひろた | 2024年4月 4日 08:06

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