生乳の値上がり加速?
牛乳と言えば、国内最大の生産地が北海道であることは誰もが知ることでしょう。
生乳を出荷する北海道の酪農家の戸数は今年1月現在で「4600戸」になっています。
これはすごい戸数であることは間違いないですが、昨年の同時期の北海道の酪農家の戸数は「4824戸」だったそうですから、たった1年間で「224戸」の酪農家が離農したことになります。
離農した224戸のほとんどが80頭未満の中小規模酪農家だそうで、高齢化と後継者不足、そして設備投資への莫大な負債が一番の要因だそうです。
酪農家もコメ農家もその生産物の値上げをすればいいのですが、それでは国内の食料事情に大きな悪影響が出ることは確かです。
それでもこれだけ離農加速が止まらない以上、国内販売価格の値上がりは避けられないことです。
かといって円安で輸入品も上がる一方ですし、ロシア南部の大洪水、中国でも大洪水、ブラジルの大洪水、ドイツ南西部の大洪水、ウクライナ・イスラエル・ミヤンマーでの戦争という海外では被災者が増えるばかりで食料の奪い合いになっている気がします。
もしこの世に救世主というお方が居るのなら、出てきてもらいたいですね
| 固定リンク | 0
コメント