スロースリップ現象
地震はプレートの急激なズレなどで起こることはよく知られていますが、主にプレート境界付近の断層がゆっくり動くものが在ってそれを「スロースリップ」という現象なのだそうです。
スロースリップに関しては、その名の通りゆっくり動くので「大きな地震には起こらない」という考え方から、あまり大地震の論議には入れていなかったそうです。
ところが、千葉県付近で2月下旬から相次いでいる地震はこのスロースリップ現象が誘発している原因だということを検出したことが国土地理院から発表されました。
先日起こった能登半島地震もこれの可能性が高く、政府の地震調査委員会や気象庁は「今後も房総半島では震度5弱程度の強い揺れが観測される可能性がある」と警戒を呼びかけているようです。
しかし、地震の専門家はスロースリップ現象による地震の頻発が首都直下地震などの大地震の引き金になるとは見ていないらしいのです。
今後も大きな地震が発生することは確かであり、専門家という人々の意見を統一してもらいたいものです
| 固定リンク | 0
コメント