美しきドナウの流れと洪水氾濫対策
ドイツ南部で豪雨によってドナウ川が氾濫し大規模な洪水が発生、バイエルン州とバーデンビュルテンベルク州で計5人の死者が報告されていますが、数日以上たった今でもほとんど水はひかず多くの家々が水につかったっままの映像が報道されています。
バイエルン州で亡くなったのは住民2人と消防士1人の死亡が確認されましたが、その住民のうち1人は車ごと流され、もう1人の死因は不明、そして痛ましいことに亡くなった消防士は洪水発生直後の1日に、救助のために乗っていたゴムボートが転覆してのことだったようです。
ドイツのショルツ首相は3日に被災地を訪れ、‘気候変動’で洪水などの自然災害がドイツだけではなく各地で増えていると指摘したようです。
実際に、
- 西ヨーロッパでは2021年7月に大規模な洪水が起き、ドイツを中心に少なくとも220人の死者
- 最近の豪雨ではイタリア北東部で2人が川に流されて死亡
- ロシア南部での大洪水被害も起こったばかり
- スロベニアやクロアチアでも洪水や土砂崩れの被害が出ている
などなど、頻発していることは確かですが、ドイツ政府による事前の洪水被害対策を講じてこなかった言い訳にも聞こえます
それと、ドイツのテレビでは「これは温暖化ガス(CO2)によるもので、人間が起こした災害だ」と断言しているところが私には気にかかります。
このブログで何度かアップしていますが、
科学者の間では「CO2の増加によって温暖化になるのか?」それとも「温暖化になるからCO2が増えるのか?」がはっきりせず、未だに科学者の間で研究と論争が継続されていることも報道すべきと思います。
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