« 83歳のタイヤ泥棒 | トップページ | 国民より、皇位継承より、総理総裁の椅子が重要か? »

2024年6月28日 (金曜日)

会津の東山温泉と東京の台東区

福島県会津若松市に在る東山温泉で毎年8月上旬に行われていた「東山盆踊り」は、2020年からコビッド-19の感染拡大予防のため中止されてきました。

それが今年はこの盆踊りが始まって80年目にあたり、それを記念と機械にして5年ぶりに復活することが発表されました。

従来はお盆に催していましたが、今回はより多くの地元関係者に参加してもらう目的として旅館やホテルの繁忙期を避け、温泉街を流れる湯川の上に高さ約14メートルの大やぐらを組み、東山芸妓(げいぎ)が歌う「会津磐梯山」に合わせて踊りの輪を広げる構想を考えているとのことです。

そもそも「東山盆踊り」の始まりは、
太平洋戦争真っただ中の昭和19年、この地に学童疎開に来ていた子ども達を元気づけるために、温泉街や地元の人々が盆踊り大会をしたのが始まりなのです。

その時に主に疎開していたのが、東京都台東区の子どもたちだったそうで、今回の盆踊り復活に合わせるかのようにかつて疎開していた台東区の当時の子どもたちなどから写真などがたくさん送られてきたそうです。

これを機に会津若松市や東山温泉では台東区との友好関係を結び、交流を進める計画が始まったようです。

東山盆踊りの始まりには、疎開してきた方々とのこんな交流があったとは、今の今まで知りませんでした。驚きでした。

| |

« 83歳のタイヤ泥棒 | トップページ | 国民より、皇位継承より、総理総裁の椅子が重要か? »

コメント

こんな交流もいいですねぇ。
祖母や祖父たちが戦時中どんな生活をしたかを子供たちが知る機会にもなります。

投稿: へこきあねさ | 2024年6月30日 (日曜日) 15:02

>へこきあねさんへ

おっしゃる通りだと多みます

投稿: 玉ヰひろた | 2024年6月30日 (日曜日) 16:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 83歳のタイヤ泥棒 | トップページ | 国民より、皇位継承より、総理総裁の椅子が重要か? »