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2024年7月の31件の記事

2024年7月31日

医療機器認証番号

我が家にある電子体温計、それでなくても小さい液晶表示部分ですが数字の一部分が欠けて見にくいので、電池が無いのかと交換しました。

しかし、操作音は大きくなりましたが数字は相変わらず欠けているので故障したと判断し廃棄としました。

そこで新のを買うことに、条件は「正確であること」、できれば計測時間が早く安いこととして探しました。

電子体温計の正確さというのは、アナログの体温計(水銀)と差が無いことなんだそうですから昔ながらの体温計と言うのはすごいと思いました。

もう一つの指標として電子体温計は医療機器に分類されていますので、その製品には「医療機器認証番号」というのが記載されていることが必須だそうです。

医療機器を販売するにあたって、その品質や安全性等を確保するための基準が設けられており、その認証を受けている証拠となるのがこれだそうです。

見たことはないですが、中には「医療機器認証番号」が無いのも販売されているそうですから、特に通販ではよく確認することが大事だと思いました。

これは覚えておいて損はないですね

体温計はこれらを参照に、通販Am・・・に注文しました

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2024年7月30日

人権を守るのは、誰?

「憲法の三大原則」とは、『平和主義』・『国民主権』・『基本的人権の尊重』の三つですが、三番めの「基本的人権の尊重」について少し誤解があるようなのです。

「基本的人権」に憲法の10〜40条になりますが、具体的に何が尊重されるのか?人権を守るのは誰なのか?と問われたらすぐに答えられるのは法律家でも意見が分かれるらしいです。

なぜなら、重要な条文だといえる13条には「すべて国民は、個人として尊重される」とありますが、「誰が」尊重するのかが直接的には書かれていないからだそうです。

憲法学者に言わせれば、市民同士が互いに「人権を尊重する」義務を負うというのは、民主主義国家ではなくて独裁国家の人権論で、人権は「国や政府に守らせるもの」と言う解釈になるようです。

日本の憲法の解釈と言うのは、人によってどうにでもなる半端なものだということでしょうか?

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2024年7月29日

どこの誰だろうか?

26日、南会津署は只見町石伏の只見ダム貯水池で、身元不明の男性の遺体が見つかったと発表しました。

遺体が見つかったのは24日(水)午後2時過ぎごろで、ダムを管理する施設職員から「人が浮いている。亡くなっているようだ」と110番通報によるものでした。

遺体は40~70代、身長は167センチほどで中肉、ウエスト79センチの茶色の長ズボン、黒色のトランクスをはいていたとのことで、同署(℡0241-62-1140)では身元に関する情報提供を求めています。

遺体に目立った外傷は無いようですが、亡くなってから数カ月は経過しているということです。

その数か月間、この方を探す人は誰も居なかったのでしょうか?

他殺か自殺なのかは不明ですが、もし孤独のまま亡くなった方だとしたらと思うとなにか現代社会が抱える問題があらわになったようで薄ら寒い感覚に襲われました。

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2024年7月28日

土俵入りを映さないNHK

昨日、福島県(須賀川市)出身の白熊(しろくま)が、ウクライナ・メリトポリ出身「獅司 」(しし )とで十両優勝争いをしているので、久しぶりに十両がとる時間帯から大相撲放送を視てしまいました。

その流れで幕内力士の土俵入りも視て、そしてこれまた久しぶりに横綱土俵入りを視ました。

一人横綱である照ノ富士関が、同門で人気力士の翠富士(みどりふじ)と熱海富士(あたみふじ)を伴って土俵に上がりました。

そして、土俵中央に進み正面を向いて不知火型土俵入りと思って視ていたら、画面に映されたのは照ノ富士の顔のアップだけ、最高の見どころである不知火型土俵入りの様子は、全く、全く、全く映されず、画面いっぱいに映った照ノ富士の顔だけで終了してしまったのです。

最近は「アップ病」ともいえるほど、どのテレビ局でも顔ばかり映す異常なカメラワークが多くなりましたが、NHKもここまでカメラワークがお粗末(へたくそ)になってしまったのかと、顔だけアップ放送に愕然として腹が立ってしまいました。

「おれはちゃんと受診料を払っているぞ」と心の中で叫んでしまいました。

直ぐに意見をNHKにメールしました

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2024年7月27日

メディアの恐怖

日本人アメリカメジャーリーガーで、押しも押されぬスーパースターになった大谷選手ですが、真美子夫人と結婚し夫婦の新居である豪邸がハワイに建てられたことはテレビ報道で知られることになりました。

ところが、アメリカ、特にLA中心部には、アスリートや有名人の豪邸を専門に狙う複数の凶悪窃盗犯グループが存在し、犯人はほとんど捕まっていないという実態が在る国家です。

ですから有名で高額所得の有名人の家というのは、報道から守られることが常識です。

ところが、大谷選手の場合は新居を依頼したアメリカの不動産会社が地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』教えてしまい、それを日本テレビとフジテレビが追随し報道、特にフジテレビは新居の塀の隙間からバスケットボールのコートを撮影(盗撮)したり、近隣住民へ取材したりしたそうです。

この報道で真美子夫人は、恐怖が募り外へも出られなくなってしまったそうで、大谷選手は憤慨し不動産会社への訴訟、報道した『もうフジテレビには二度と出ない』と言っているようです。

大谷選手の新居は観光地のように人々が集まり、大谷夫妻は新居から離れざるをえなくなり、球団が用意したホテルや、エンゼルス時代に住んでいた郊外の家で暮らしているといいます。

フジテレビはこれを報道した「めざまし8」で、アナウンサーが謝罪をしたようですが、すでに取り返しがつかないことになっています。

マスメディアというのは、誤った報道やプライバシーの侵害や偏見によって切り取った部分報道などしても「報道の自由」を盾にほとんど罰せられません。

それゆえに、正確な報道をしてもらいたいものです。

そんな思いをいつも持って視ていますが、25日のパリ五輪サッカー予選日本対パラグアイではパラグアイの選手と言いながら日本代表ゴールキーパーの小久保玲央ブライアン選手をアップで放送していました。

駄目だこりゃ

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2024年7月26日

世界で1分に東京ドーム2倍の森林が消滅

地球温暖化というのは悪いことばかりではなく、森林を増やす効果が有るんだそうです。

実際に世界最大の森林地帯があるロシアでは、その面積が少しづつ広がってきているそうです。

ただ、ロシアの場合は温暖化で永久凍土が融けて、その広大な森林地帯に多くの沼を出現させ樹木が枯れ結果として樹木の数は減少中だそうですから少し話が変わります。

しかし、アジアでは中国やオーストラリアなどの植林によって森林面積が増加していることも事実です。

さて森林が激減している理由として、ロシアに次いで森林地帯であるアマゾン流域での、森林伐採と農地化によるものがあります。

古代から農耕民族は森林や自然を破壊し、自らの食料生産の為の内にしてきた経緯がありますので、アマゾン流域の農地化はその農耕民族の歴史の一旦かもしれません。

注目なのは、その畑で大量に作っているのがパームオイルのプランテーションなどで、主にアメリカなどで化石燃料の変わる環境に良いとうたわれるバイオ燃料生産の原料になることです。

つまり、環境問題対策のバイオ燃料作成のために、自然破壊が進んでいるというのですから皮肉なはなしです。

人間(お偉いさん)がやることは、矛盾ばかりです

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2024年7月25日

中国海警局の威嚇が止まらない

台風3号の影響で大しけになっているという沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、24日に領海外側の接続水域を航行していた中国海警局の「海警」1隻が同水域から出たと発表されました。

これを発表した第11管区海上保安本部(那覇市)よれば、尖閣諸島周辺の接続水域の航行は昨年12月22日以降、船が入れ替わりながら続いているそうです。

24日のを含めこれまで確認されているだけで、中国公船の接続水域航行は215日連続になるそうです。

これは、これまでの最長だった2021年2月~同7月までの157日を大きく更新したことになるようです。

中国海警局は日本の海上保安庁とは全く異なる組織で、その所管は「中国海軍」になっていますからその行動が意味するもの(=威嚇)はすさまじいと考えてよいと思います。

外交とはテーブルの上では笑顔で握手し、テーブルの下では激しく蹴り合うのが常識で日本の外務省の官僚はそれに長けた人物ばかりと聞きます。

元外務大臣だった岸田首相、その外務官僚の手腕をどう生かすことも担っているわけですが、なんだか足を引っ張りそうで不安なのは私の考えすぎでしょうか

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2024年7月24日

紅こうじの問題はどうなった?

小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害や死者が出た問題、テレビでは全く扱わなくなりましたが23日に公表された「事実検証委員会」の報告書によってその全容がわかってきました。

  • 紅こうじ培養タンクのふたの内側に青カビが付着していたことを品質管理担当者は「青カビが混じることはある」として放置した
  • 昨年12月閉鎖になった大阪工場の紅こうじ原料生産現場は人手不足が常態化していた。
  • 創業家の小林一雅会長と小林章浩社長が安全性確保へ率先して判断や指示をしなかった。
  • 小林製薬は1月15日に腎疾患の症例を確認していたが、2月1日に問い合わせをしてきた医師に「急性腎不全の報告はない」と回答した

つまり、小林製薬(大阪工場)では、慢性的な人手不足を理由に安全管理を怠り、健康被害が出たのにそれを隠ぺいしていたために大きな問題へと発展してしまったということでしょう。

まるで、複数の自動車メーカーが行った不正検査問題や東京電力のトラブル隠しにもよく似た気がします。

こういうのは、日本企業の共通に持つ体質なのでしょうか

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2024年7月23日

女性大統領の誕生かな?

ついに、やはり、アメリカのバイデン大統領は次の大統領選挙には出馬しないことを表明しました。

そのバイデン大統領からは、はやくも後継指名にハリス副大統領が名指しされていますが、党内情勢はと言うとハリス副大統領は民主党の重鎮らから続々と指示を集め、指名獲得が有力になっているようですね。

民主党内ではハリス氏を支持する動きがさらに広がっていて、ワシントンポスト記事では民主党の上下両院の議員と州知事、あわせて286人のうち、244人がハリス氏の支持を表明したらしいです。

現時点でハリス氏のほかに民主党の指名獲得を目指す動きは出ておらず、候補者はハリス氏に一本化される流れが強まっているようで、すでにハリス氏の選挙陣営は、21日からの一日で8100万ドル(日本円で約127億円)で一日で集まった献金額としては史上最大の献金が集まったとされますから、だいぶ前から規制路線だった気がします。

ただ、アメリカと言う国は奥が深いというか、不思議と言うか、民主主義の盟主をうたっていますが未だに女性差別が存在する国家でもあります。

その証拠に、過去3度ほど憲法を改正し「男女平等」の条文を入れようとしましたが、州や議員からの反対が多く全て否決された経緯があり、結果として合衆国憲法には「男女平等」の条文は存在していません。

それを物語るかのように、未だかつて女性大統領も居ないのはもちろんのこと、党からの候補の指名すら受けた人物は存在しません。

もし、ハリス氏が候補指名を獲とくすれば、大統領になれずともそれだけでアメリカ史上初めてのことになります。

さて、岸田首相の首に鈴をつけるのはだれなのでしょうか?

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2024年7月22日

まるで兎と亀のレース

ウサギとカメの昔話は、足の速いウサギが油断して眠ってしまい、その結果カメに負けてしまう話でした。

その話をほうふつさせる珍事が、スロバキアのバンスカー・ビストリツァで開催されている「U18欧州陸上選手権大会」(18歳以下のヨーロッパ大会)で起きたのです。

現地時間の19日に行われた男子200メートル予選、第4組6レーンのイギリス代表の「ジェイク・オデイ=ジョーダン選手」(16歳・アフリカ系)の)は、スタートとともに勢いよく飛び出しグングンと後続を引き離し直線に入ると独走、そこで同選手は予選通過を確信し、残り50メートルほどで次のレースの為に力温存のため、一気にスピードを落としました。

トップアスリートがよくやる「流し走行」というものでしたが、緩めたところが早すぎたためフィニッシュ前に3人の後続選手に追い抜かれ、まさかの4位で予選敗退となり準決勝進出を逃してしまうという珍事が起こったのです。

この珍事に各国のメディアが

  • 「200メートルでの愚かなミスでランナーが話題に」
  • 「英国の10代ジェイク・オデイ=ジョーダンが歴史に残る凡ミスを犯した」
  • 「考えられないことが起きた」
  • 「16歳のイギリス人スプリンター、ゴールライン前でペースを落とし、追い抜かれて『惨事』に見舞われる」
  • 「彼はスピード落とすのが早すぎた。とても厳しい形で教訓を得ることになった」

等々の見出しで記事を掲載したそうです。

この選手はよほど自分の速さに自信を持っていたのでしょうが、それが過信となり恥ずかしいミスになったようです。

ウサギとカメの話そのものですよね

 

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2024年7月21日

白血病に罹ったらHIVが完治した!?

コビッド-19の新たな変異株が出現し、また感染が急激に拡大しているそうです。

コビット-19で忘れかけていますが、世界的感染症で今も感染者が増えていると言えば昔は「エイズ」と呼称されたHIVがあります。

このHIVは様々な治療法は薬やらが研究開発されてきていますが、最も効果があるのは「抗レトロウイルス療法」(完治は望めない) というものだそうです。

ところが、ドイツのMarcという名前の男性(現在53歳)が、まったく偶然なことでHIVが完治したことが世界中の医療研究者などで話題になっているのです。

この男性はたのHIV患者と同じく「抗レトロウイルス療法」を行って数か月した2011年に「急性骨髄性白血病」を発症します。

悪いことにこの男性の遺伝子はCCR5デルタ32と言う稀なものであることが2013年に判り、白血病の治療法である「骨髄移植」のためのドナー探しが難航しますが、無事に骨髄を持つドナーが見つかり骨髄移植治療がなされました。

ここで男性や医師たちを驚かせる自体が起こります。

骨髄移植後に、男性からHIVが検出されなくなったのです。病院は5年ほど「抗レトロウイルス療法」を続けながら検査をした結果、まったくHIVが検出されないので2018年に「完治した」と判断したそうです。

ドイツを中心にその解明研究が行われているそうですが、そのメカニズムは「CCR5デルタ32の変異か?」など考えられていますが、未だに不明だそうです。

判ればノーベル賞ものでしょう。

人の体と言うのは本当に不思議です

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2024年7月20日

ハマス戦闘員の服装

イスラエル軍によるガザ地区への爆撃は、容赦ないものであることは毎日の報道で目にしています。

ただ、イスラエル兵もかなり戦死しているのに、ハマス側からの映像と言うのは全く無いのが現状でしょう。

BSNHKでは毎朝ワールドニュースというのをやっていて、世界の放送局でやっている日本では放送されていない新しい内容が視られます。

先日のこと、ドイツの放送局だと思いますが珍しく(初めて)ハマスの戦闘員が撮ったと思われる映像が流されました。

それは、最初に瓦礫となった市街地をハマスの戦闘員と思われる二人の青年が歩く様子から始まります。

一人の青年は対戦車用のロケットランチャーを担いでいて、もう一人は何も持っていない様子でした。

次に映ったのは、その何も持っていなかったと思われた青年が爆薬を抱え、果敢にも死角からイスラエル戦車の背後下に爆薬を仕掛けて素早く移動、直後に爆発が起こりイスラエル戦車は動かなくなります。

その戦車に向かって、別の青年が瓦礫となったビルの2階あたりからロケットランチャーを発射、戦車は炎上しましたので中のイスラエル兵は死亡したものと思われます。

その様子を見て、歓喜する青年たちの様子がちらっと写って終了します。

注目は、ハマスと思われる戦闘員の青年二人の服装です。

  • 帽子はかぶっていない
  • 上半身は ボーダー柄の半袖ポロシャツ
  • 下半身は 短パンにサンダル

その姿は、避難民と全く同じ服装で武器を手放していれば、見た目は無抵抗な哀れな避難民です。

一般市民を含め無差別に攻撃するイスラエル軍の攻撃もひどいですが、その市民を盾に使って攻撃しているハマス戦闘員もひどいものです。

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2024年7月19日

マレーシア航空撃墜事件から10年

いまからちょうど10年前の2014年7月17日、マレーシア航空の定期旅客便『マレーシア航空17便(MH17)』が、現在紛争真っただ中のウクライナ東部上空を飛行中に撃墜され、乗客283人と乗組員15人の全員が死亡するという惨事が起きました。

日本政府は、当時外務大臣だった現岸田総理が外務省を通じ、
 犠牲者及びご家族の方々に心から哀悼の意を表すこと。協力を行う用意があること。撃墜行為ならば,国際社会はこれを強く非難すべきであること。現在,在オランダ日本国大使館を通じ邦人安否の確認していること。在ウクライナ日本国大使館を通じてウクライナ政府等に対し情報提供を求めていること、などが発表されました。

この時の乗客で最も多かったのがオランダ人だったことから、同国のアムステルダムでは毎年追悼式典が行われていて、今年は10年目にあたりオランダに次いで多かったオーストラリア人遺族らも参列したことがオーストラリアのテレビ局が報道しました。

このMH17撃墜事件はすぐに国際共同捜査チーム(JIT)結成され捜査が行われました。

 

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2024年7月18日

連合チーム

少子高齢化が進む現在、それは学校の生徒数に如実に表れています。

現在、全国では高校野球の夏の甲子園大会をめざす都道府県予選が行われています。

朝刊を視ていたら、わが母校は近くの高校との連合チームとして出場していたのに気が付き驚きました。

私が卒業したころの母校の生徒数は、一学年総数が300人超で全生徒数約900人超でしたが、現在は一学年が160人で総数でも480人ほどですから半減していました。

その影響は団体スポーツのクラブにも影響は顕著で、県内では毎年2校から3校の野球部が連合を組んでチームを作り予選大会に出ることが珍しくなくなりました。

これは野球そのものへの人気が落ちていることもあるでしょうが、まさか母校の野球部も定数に満たない状態になっていたとは知りませんでした。

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2024年7月17日

喜多方ラーメンの日=7月17日

誰がいつ決めたのかは不明ですが、博多ラーメン(福岡県福岡市)・喜多方ラーメン(福島県喜多方市)・札幌ラーメン(北海道札幌市)を指して「日本三大ラーメン」と称されています。

いずれも古い歴史と特徴のある人気とおいしさで知られますが、面白いことにこれのラーメンには「屋台が始まり」という唯一の共通があるようです。

その中の福島県の喜多方ラーメンですが、名が知られ始めたころは市内に130店舗も在ったラーメン店も、現在は高齢化・後継者不足などで90店舗ほどに減少してしまいました。

昨年9月には「喜多方ラーメン御三家」(「坂内食堂」「源来軒」「まこと食堂」) の一つとして知られた創業76年の老舗「まこと食堂」が閉店し、地元に衝撃が走りました。

同市は対策として市役所内に「ラーメン課」を設置したことは、以前の記事でアップしました。

さらに昨年には、後継者不足解消や県内外への知名度向上などを目的に7月17日を「喜多方ラーメンの日」に定め昨年7月に日本記念日協会から認定を受けたました。(※「喜多方ラーメンの日」は、記念日の7月17日は喜多方の「喜」を草書体で「㐂」と表すことに由来

今年は7月17日の「喜多方ラーメンの日」1周年を記念したセレモニーが、三連休の初日になった13日(土)に行われました。

喜多方ラーメンは福島県外でも山形(米沢ラーメンなど)や新潟(燕背脂ラーメンなど)でも知名度を上げるところが出たり、福島県内でも白河ラーメンのほうに客が流れていることも確かです。

一時期「朝ラー」で喜多方ラーメンの人気が出ましたが、結局は各店舗の味と人気で決まるのでしょうね。

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2024年7月16日

高齢者貧困率が韓国は1位

経済協力開発機構(OECD)が加盟している37カ国を対象に調査した「2020年高齢者貧困率」という資料によると、韓国の高齢者の貧困率はOECDが高齢者貧困率の発表を始めた2009年以降ずっと1位のままなんだそうです。

ソウル市内に住むある80代の女性は、基礎年金30万ウォン(約3万5000円)1カ月暮らしているのですが、住んでいるところの家賃は50万ウォンだそうで、足りない分は段ボールなどの古紙を回収して売った約20万ウォンを当てて暮らしているというのです。

当然ですがこれでは家賃だけで終わりですから、昨年の冬はずっと暖房がつかない部屋で過ごしたそうです。

このように、ソウルなどでは古紙回収をして1人でリヤカーを引きながら歩く高齢者があちこちで見られるそうです。

9日、韓国保健福祉部(省に相当)による発表だと、古紙を回収して生計を立てている60歳以上の「古紙回収高齢者」が全国で 1万4831人 にもなることが発表されたようです。

  • 地域別に見ると、古紙回収をしている高齢者の数はソウル市が2530人(17%)で最も多く。次いで京畿道(2511人)、慶尚南道(1540人)の順だった。

古紙回収をしている高齢者は、韓国の高齢者の貧困を端的に現す事例だと韓国内では言われているそうですが、日本だってそれほど違いが無いことは私自身が体験しています。

これからも貧富の差は、温暖化と競うように増えていく気がしますので、韓国の高齢者事情は文字通り対岸の火事ではないと思います

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2024年7月15日

「ペンシルバニア」・・ではなく

日本時間の昨日の朝、アメリカのトランプ前大統領が演説中に銃で撃たれて怪我を負い、会場に居て巻き添えを食った3人の男性の内、1人が死亡、2人が重傷たった事件は驚きのニュースでした。

その犯人は、さすがアメリカの警備スタッフの対応は日本と違ってその場で射殺してしまいました。

捜査当局は犯人死亡のまま、FBIなどが『トランプ前大統領暗殺未遂事件』として捜査しているそうですが、昨日の夕方には「狙撃したのは、ペンシルベニア州に住む20歳の男」だと報じられました。

どういう動機だったのか、背景には何があったのかはこれからの報道を待つしかないようです。

ところで、ここでちょっと気になったのが「ペンシルベニア州」というカタカナ名称表示です。

私の常識では「ペンシルニア州」(または「ペンシルヴァニア州」)だったのですが、いつのまにか「ペンシルニア州」になっていたんですね。

こんどテレビや新聞を視るときに注目してみたいと思いました。

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2024年7月14日

輪島市のマンホールで復興応援(国見町)

震災に見舞われた石川県輪島市には、「輪島太鼓」「輪島の朝市」「輪島塗」などが描かれたマンホールが存在します。

福島県の北部にある国見町(くにみまち)の武田紙店店主の武田功さんは、能登半島地震復興応援プロジェクトを立ち上げ、そのマンホールをデザインした木製コースターをプロジェクト協力者でもある「道の駅国見あつかしの郷」で販売し、1枚の売り上げにつき200円を能登への募金にしたそうです。

そのコースターには能登の被災地への応援メッセージカードを同封されていて、その集まった応援メッセージと地元の国見小児童も復興の願いを込めたイラストも義援金とともに、同じくプロジェクトに協力した国見郵便局から能登に発送されたそうです。

この支援プロジェクトを立ち上げた武田功さんは、令和23年(2021)の東日本大震災によって店舗が全壊した経験があり、「自分たちも全国から温かい支援を受けた。能登の被災地が前に進めるよう力になりたい」との思いから行動を起こしたそうです。

この募金活動は終了しましたが、引き続き国見町にある「道の駅あつかしの郷」ではコースターを販売しているそうで、このコースターを見て輪島市に在る実際のマンホールを見に被災地を訪ねることで支援につながれば、との思いを込められているそうです。

思えば東日本大震災の時にも、こういう取り組みが全国や海外でも自然発生したことをわたしは忘れません。

誰しもがこの優しい心持っているのに、戦争も起こるのは人間界の複雑怪奇なところでしょう

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2024年7月13日

世界の人口は81億1900万人

世界の人口は80億人を超して「81億1900万人」になったそうです。

その内で人口1位のインドと2位の中国の人口を合わせると28億6500万人になり、世界の人口の36%を占めていることになります。

さらに3位のアメリカの人口3億4000万人を加えると、上位3か国で全世界の4割近くを占めてしまい、それはがちょっと異様にも感じてしまうのはなぜでしょうか?

 

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2024年7月12日

エアコンとパリオリンピック

10日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、来月から始まるパリオリンピックの選手村にエアコンが設置されていないという問題について報道しました。

選手村にはエアコンは無いですが、地下水を利用した床下冷房が設置され6℃ほど温度を下げているのです。

パリが目指すものは「史上最もエコな大会」で過去の大会と比べて温室効果ガスの排出量を半分にし、使い捨てのプラスチックを使わないなどの取り組みも行っていますが、エアコンが無いのもその取り組みの一つです。

最近の報道というのは小さなあらを探し、それを誇張する傾向が強すぎてあきれることが多すぎです。

そもそもフランスのパリというのは「北緯48.5度」に在り、日本で言うと日本最北端の北海道稚内市(北緯45.4度)よりも北に位置する都市です。

さらに、パリの冷房事情は特殊で、景観保全のためにエアコンの室外機を許可なく設置できないことや、温度が高く(最高で40℃にもなる)ても乾燥していて過ごしやすいことなどの理由で、エアコンの普及率は25%という非常に低くい都市なんだそうです。

ただし、どうしてもエアコンが欲しい場合はその国の負担で設置可能なようで、日本は約1,000万円を負担して設置する予定のようです。

スポーツ界では「どんな環境下(国)でもそれに合わせられるのが一流のアスリート」という考え方があります。

その考え方からすれば、日本の対応は賛否が分かれそうです。

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2024年7月11日

スマホのポイントアプリが起動せず

昨今の店には買い物するとポイントがたまるポイントカードが必ずあります。

なかなか溜まらないですが、溜まった時には支払いに使えて便利です。

私はスマホを持つようになってから、そのポイントカードに代わりにポイントアプリを利用するようになりました。

たまったポイント数が判ったり、店舗によっては複数のポイントカードにポイントが入るので非常に便利です。

ただ、まれに接続ができなかったりすることがあるのは困りものです。

数日前もそれが起こったのですが、所持している10以上のアプリがどこへ行っても「接続ができません。混みあっています」などになったのです。

帰宅して再度開いたら、全てが難なく接続しましたので、対処方法を検索したら・・・やはりこういうことがあちこちで起こっているんです。

対処方法は↓

  1. WiHi(自動)接続機能をOffにする。
  2. スマホを再起動する

わたしは、2番の再起動を試しました。

そしたら、元通りにどのアプリでも接続・起動するようになりました。

トラブル(フリーズ)したらまずは再起動、スマホもパソコンと同じことが判りました。

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2024年7月10日

持続可能タンパク源=虫

昨今はカメムシ防除剤噴霧によってイナゴはほとんど見なくなりましたが、我が地域ではイナゴは普通に食べられる食材です。

世界でもメキシコの一部ではバッタのタコスが人気を得ているほか、タイやカンボジアなどの東南アジア諸国ではアリ、コオロギ、さらにはタランチュラも一般的に食べられているそうです。

そんな中、シンガポール食品庁(=SFA)は8日、16種の食用昆虫の国内での販売と消費を承認したことが、食品業者向けの発表によってわかったようです。

SFAが承認した昆虫には、イナゴ、バッタ、ミールワームのほか数種の甲虫類が含まれが、消費用または食料生産動物の飼料用として使用・利用するの場合は、自然界から捕ったものではなく管轄当局によって規制された施設で飼育されていることを証明する書類があることが条件になっています。

これは乱獲を防ぐためでしょうが、研究者らは2100種以上の食用昆虫を記録しているそうで、その多くは重要なビタミンやミネラルを豊富に含み、メタンを排出する豚や牛なの家畜とは対照的に持続可能な高たんぱく源となっていることも紹介されたようです。

しかし、常食とするにはなかなか大変でしょうね

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2024年7月 9日

輸血用血液をリサイクルする?!

奈良県立医科大学の酒井宏水教授の研究グループは、献血で集めた血液のうちで有効期間(1ヵ月)が過ぎ、今までは廃棄されていた血液を再利用して人工的に赤血球を作製し輸血に使用できる「人工赤血球」、いわば人工血液の作成に成功したそうです。

実際にこれを使用できるのは、来年度(令和7年度)から人に投与して安全性や効果を確かめる臨床試験を経てからですが国内外から絶賛されているようです。

この”人工赤血球”のすごいところは

  1. 献血で集められた貴重な血液が無駄にならない
  2. 常温で、およそ2年間保存が可能
  3. 血液型を選ばず使用可能
  4. いつでもどこでも輸血ができるようになる

冬になると慢性的な輸血用血液の不足が問題の現在、これが年齢制限が設けられているため少子高齢化が進むと、血液製剤が不足するのは確実であり、今回の人工赤血球は医療界の救世主ということになります。

お隣韓国などでは「また日本人にノーベル賞を受賞されてしまいそうだ」などの声が上がっているようですが。世界中で紛争や自然災害が頻発する現在には本当にノーベル賞ものだと思います。

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2024年7月 8日

原付免許で125ccバイク運転可能?!

現在、原付バイクと言えば50cc以下の排気量のを指し、最高速度は30km以下で二人乗りも禁じられていますが、普通免許で運転が可能です。

しかし、道交法では125cc以下のバイクも二種原付と分類されます。

こちらは、最高速度は一般道では普通車と同じで、それ用の装備が在れば二人乗りも可能です。

このほど警察庁は2024年11月までに道交法の改正(2025年4月施行)し、この125cc以下のバイクを現行の原付免許で運転可能にする計画だそうです。

ただし、その場合の最高速度は30km以下のままとなり、2人乗りが不可や二段階右折などの道交法はそのまま維持されるというのです。

それに対し、現行の125ccバイクもそのまま維持され、別の自動二輪免許が必要になるというのです。

つまり同じ125cc以下のバイクなのに、今までと同じバイク(法廷速度60km)と新たな30km以下の制限が付いた125ccバイクが共存することになるというのです。

これは、「50ccエンジンでは新たな排ガス規制に対応するエンジンが作れない。125ccエンジンだと海外で販売できる車両と共用できる」というメーカー側の問題(都合)がその理由のようです。

どんな理由にしても、同じ125cc排気量バイクで、30km出せないバイクと出すことが可能なバイクが混在する交通状況というのは複雑怪奇な法律です。

そして何より、30km規制125ccバイクの違法改造車が急増しそうです。

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2024年7月 7日

鹿やイノシシの害は国外でも

お隣の韓国ではイノシシが大繁殖し、農地はもちろんのこと市街地にも頻繁に表れ自治体では頭を抱えているようです。

韓国の南西部の沖合にある「按摩島」では、野生のシカが大繁殖しの住民は約300人ほどに対し、野生のシカは約1000頭以上にもなっているというのです。

増えすぎたシカは不足する食料を求め木の皮をはいだり、農地や墓地までも荒らしまわっているそうです。

日本と同じく韓国には無数の有人の島々が多数存在していますが、なぜかそれらの島には野生のシカというのは生息していないそうですが、この島にはある業者が角をとるために飼育するため島に持ち込み、倒産後にそれを放置しシカが野生化したといいますからこれは明らかな人災です。

ところが、韓国の法律では駆除することができないらしく住民たちは特別法をつくってすべてを駆除してもらいたいと訴えているようです。

今から約300年前、日本の対馬では、増えすぎたイノシシを9年間の歳月をかけて絶滅させたという歴史があります。

ただし、今から30年ほどまえに島外から持ち込まれたイノシシがまた野生化し、繁殖し続け被害が全島に及ぶようになっているようです。

これも誰かが持ち込んだ人災です。

我が村でもイノシシの繁殖はすさまじいいし、田畑を荒らされたりもちろんのこと、人家を壊されたり、外で飼っていたペットの犬がかみ殺されたり、その害は増える一方です。

その対処法はすべて各自治体に任せられ(丸投げ)ていますが、国として‘予算だけ’ではなく根本的な対処を考えてほしいものです

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2024年7月 6日

大きな昆虫のあれとあれが飛来

害虫と益虫は紙一重というか、受け止める側によって変化する場合がありますが、その一つがハチ類でしょう。

あの蜂蜜でおなじみのミツバチだって、受粉を助けたり蜂蜜などでは益虫ですが、刺されれば死亡例もあるくらい危険でもあり、住まいに巣が作られれば木材を腐食させる害虫でもあります。

その中でも日本最大のハチであるオオスズメバチは虫を捕る益虫でもあり、刺されれば猛毒で危険な昆虫の一つですが、一昨日、どこから入ったのか我が家の茶の間をブンブン飛び回っていたのです。

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必死に殺虫剤を噴霧して撃退できましたが、危なかったです。

それに対し、トンボ類は益虫だけで害虫にはならない昆虫でしょう。

その中で最大はオニヤンマ、最近それが家の周りをよく飛び交うようになったことは以前の記事でアップしました。

今年もそれが見られるようになりましたが、フォトのはその「オニヤンマ」(オニヤンマ科)ではなく、「コオニヤンマ」(サナエトンボ科)です。

2種はよく似通っていますが、これはコオニヤンマのメスでさらにオニヤンマと区別がつきにくいです。

私は飛んでいるときはオニヤンマだと思っていましたが、フォトにしてやっとコオニヤンマと区別がつきました。

オニヤンマにせよ、コオニヤンマにせよ、これを見られたら夏です。

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2024年7月 5日

5月17日に改正道路交通法が可決・成立したが

5月17日に、改正道路交通法が可決・成立し、16歳以上を対象として自転車に関連した113の違反項目が設けられ、悪質運転、危険運転の場合は“青色切符”が交付され、5千円~1万2千円ほどの反則金を支払うことになりました。

法施行は2年以内(2025~2026年ごろ)の予定ではないかと推測されていますが、その取り締まり対象の内容などは未だに警察や自治体からの広報活動が無いと感じています。

【反則金を取られる可能性がある自転車の乗り方】

  1. スマホを操作したりイヤホンをつけて音楽を聴きながら運転する
  2. 雨が降っているので傘を差して運転する
  3. ハンドルに買い物したものなどの荷物をかけて運転する
  4. 夜間、ライトをつけないことや、ライトを上向きにせず遠くが見えにくい
  5. 歩道で人が邪魔なのでベルを鳴らす行為
  6. 友だちなどと併走しての運転
  7. 歩道を通行できる場合でも徐行せずに運転する
  8. 踏切など一時停止をしないで渡る
  9. 路側帯や道路を右側通行(逆走)する
  10. 道路を曲がるとき手で合図しなかった
  11. 信号が右折の矢印だったので、そのまま右折(二段右折違反)
  12. ブレーキが利かない自転車を運転する
  13. 信号無視

ごく当たり前のことばかりですが、ライトのハイビーム走行や手信号は忘れそうですね。

今回の道路交通法改正では、普通免許証の取得年齢が18歳(誕生日前日)だったのですが、私のような早生まれの者が取得しやすいようにと「17歳と6か月」に引き下げられることも知られていません。

警察やマスコミはもっと定期的に取り上げるべきだと思います。

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2024年7月 4日

警察官の不祥事か?それとも過剰な報道か?

7月3日のウェブニュースに、警視庁は代々木警察署の‘警部補の男が交番で事情を聴いていた女性に暴行し、軽傷を負わせた’として逮捕したという報道が載りました。

この書き出しだけを読めば、「また警察官の不祥事か?」と思ってしまいますが、この事件の内容を時系列で記載すると考え方は変わってきます。

事件が起こったのは先月の6月19日、ある施設の関係者が同施設に無断で立ち入った女性を捕まえ、近くの東京・渋谷区の代々木署交番に連れてきます。

ちょうどそこに居合わした50代の警部補は、職務質問として無断で立ち入った経緯や事情を女性に問いただします。

ところが、その女性は何も答えないため警部補は怒鳴るなどしたようですが、女性は無言のまま立ち去ろうとしたため警部補は床に倒し抑えつけたところに同僚の警官が来て事件として報告になったのです。

つまり、不法侵入で突き出された女性の取り調べ中に、逃走を図ったとして止むなく女性を取り押さえたということです。

何が悪いのかは個人によって判断は分かれることでしょうが・・・

もしも、これがアメリカだったらこの女性への事情聴取は女性警官が担当したはずで、この場合も女性警官を担当としていればこれほどの事件としてはマスメディアが取り上げなかったと思いました。

日本の警察も、そういうことを徹底すべきでしょう。

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2024年7月 3日

井村屋の「あずきバー」が硬い理由

こう暑くなると欲しくなるものの一つがアイスクリームですが、年齢とともにキーンと来る冷たさや、硬いのは敬遠したくなりました。

アイスで硬いと言えば井村屋の「あいすバー」でしょう。

あずきアイスのおいしさは最高なのでよいのですが、まるで歯が立たないあの硬さに買うのをためらうようになりました。

井村屋によればその硬さには次のような理由があるそうです

  1. 空気の含有量が極めて低いため
  2. 乳原料がまったく入っていないため
  3. 乳化剤や安定剤といった添加物を使用していないため

一般的なアイスは乳成分に空気を含ませ、安定剤で調整して柔らかい食感にしているのですが、あずきバーは『ぜんざいを冷やしてアイスにできないか』という着想のもと開発されていて、空気・乳原料・乳化剤・安定剤が入っておらず、結果として硬い仕上がりになってしまっているということで、わざと硬くしているわけではないようです。

ですから、パッケージにはその硬さにたいする注意書きがあるそうですが初めて知りました。

井村屋には「あずきバー公式が推奨する食べ方」というのがあって

  • 冷凍庫から出した直後は特に硬いので、かじるのではなくなめて食べるのがおすすめ
    ただしアイスが唇や舌に張り付き、場合によっては出血することがあるので、アイスの様子を見ながら舐める
  • あずきバーは『添加物不使用』なので溶けるのが比較的早く、スムースに柔らかくなるため、
    様子を見ながら食べ頃を判断し食べる

公式サイトでは「あずきバーのバナナスムージー」など、硬いあずきバーを食べやすくするために考案されたのが紹介されているようです

つまり、あの硬さは歯にはつらいが、体には良いアイスの証であるともいえるようです。

あずきバーについて、ちょっと考え方を改めようかと思いました

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2024年7月 2日

台湾人が来日して不味かった和食?!

日本が大好きで、日本で食べたものも満足絶賛しているある台湾人が、逆に「日本にはまずい食べ物はないのか?」と気になって、台湾の掲示板サイトのPTTに投稿したことへの反響投稿が台湾Yahoo!で紹介され話題になっていました。

<日本で食べたもので失敗した台湾の人の話>

  1. どの店のギョーザも焼き餃子で本当にまずい。「焼きギョーザ」を食べたら人生を疑うことになる。
  2. 日本の弁当に入っている梅干し。超級色素
  3. せんべいは爆しょっぱい
  4. 和菓子。見た目はきれいだけど死ぬほど甘い
  5. 焼きそばパン。しょっぱい
  6. みたらしだんご。みんな褒めすぎ
  7. 日本の中華料理は本当に試してはいけません

特にあちらでは主食である餃子は、日本の餃子は皮が薄く小さくいし、煮ることが当たり前で、食べ残った物でしかやらない焼き餃子は相当の抵抗があるようです。

ただし、台湾人ユーザーの多くが難色を示した上記の日本の食べ物を、「みたらし団子は超おいしいよね」「みたらし団子は店にもよるけど、焼き方がよくておいしい場合があるよ」「たこ焼きはおいしいよね。台湾とは食感が違うだけ」といった意見も寄せられたようで、やはり親日国家であることは間違いないです。

 

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2024年7月 1日

イタリアの災害対策の考え方

世界中で起こっている洪水などの自然災害ですが、その災害対策で先進国としてもっとも高く評価されているのが、日本と同じく火山が多い地震国のイタリアです。

イタリアには「イタリア市民保護局」という国家機関が存在し、災害が起こった場合に物資と訓練された専門のボランティアの方々が48時間以内に被災地派遣されTKBがセットされて活動を始める体制が整っているのです。

TKBとは?

Tはトイレの頭文字で、被災地ではトイレとシャワーの準備設営が行われます。

Kはキッチンの頭文字で、文字通り食事のことで、食堂とキッチンが整備され、そこではプロの料理人が調理したレストランのような料理が出されます。

Bはベットの頭文字で、被災者の睡眠と生活環境のことで、被災地ではテントが用意され4人家族なら約100㎡の空間にベッドが入り、空調も完備され、そこには衣服もあり、防寒着や下着、中衣なども揃えられことになります。

イタリアには全国各地に巨大な備蓄基地が点在し、常時約10,000人が長期避難生活を不自由なく過ごせる資機材が備蓄されていて、緊急時にはトラックで48時間以内に必要な物資が国から届けられるとのことになっています。

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