白血病に罹ったらHIVが完治した!?
コビッド-19の新たな変異株が出現し、また感染が急激に拡大しているそうです。
コビット-19で忘れかけていますが、世界的感染症で今も感染者が増えていると言えば昔は「エイズ」と呼称されたHIVがあります。
このHIVは様々な治療法は薬やらが研究開発されてきていますが、最も効果があるのは「抗レトロウイルス療法」(完治は望めない) というものだそうです。
ところが、ドイツのMarcという名前の男性(現在53歳)が、まったく偶然なことでHIVが完治したことが世界中の医療研究者などで話題になっているのです。
この男性はたのHIV患者と同じく「抗レトロウイルス療法」を行って数か月した2011年に「急性骨髄性白血病」を発症します。
悪いことにこの男性の遺伝子はCCR5デルタ32と言う稀なものであることが2013年に判り、白血病の治療法である「骨髄移植」のためのドナー探しが難航しますが、無事に骨髄を持つドナーが見つかり骨髄移植治療がなされました。
ここで男性や医師たちを驚かせる自体が起こります。
骨髄移植後に、男性からHIVが検出されなくなったのです。病院は5年ほど「抗レトロウイルス療法」を続けながら検査をした結果、まったくHIVが検出されないので2018年に「完治した」と判断したそうです。
ドイツを中心にその解明研究が行われているそうですが、そのメカニズムは「CCR5デルタ32の変異か?」など考えられていますが、未だに不明だそうです。
判ればノーベル賞ものでしょう。
人の体と言うのは本当に不思議です
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
これが本当に実現出来たら良いですね。
投稿: H.K | 2024年7月21日 (日曜日) 20:02
>H.Kさんへ
ノーベル賞でしょうね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年7月22日 (月曜日) 09:24