警察官の不祥事か?それとも過剰な報道か?
7月3日のウェブニュースに、警視庁は代々木警察署の‘警部補の男が交番で事情を聴いていた女性に暴行し、軽傷を負わせた’として逮捕したという報道が載りました。
この書き出しだけを読めば、「また警察官の不祥事か?」と思ってしまいますが、この事件の内容を時系列で記載すると考え方は変わってきます。
事件が起こったのは先月の6月19日、ある施設の関係者が同施設に無断で立ち入った女性を捕まえ、近くの東京・渋谷区の代々木署交番に連れてきます。
ちょうどそこに居合わした50代の警部補は、職務質問として無断で立ち入った経緯や事情を女性に問いただします。
ところが、その女性は何も答えないため警部補は怒鳴るなどしたようですが、女性は無言のまま立ち去ろうとしたため警部補は床に倒し抑えつけたところに同僚の警官が来て事件として報告になったのです。
つまり、不法侵入で突き出された女性の取り調べ中に、逃走を図ったとして止むなく女性を取り押さえたということです。
何が悪いのかは個人によって判断は分かれることでしょうが・・・
もしも、これがアメリカだったらこの女性への事情聴取は女性警官が担当したはずで、この場合も女性警官を担当としていればこれほどの事件としてはマスメディアが取り上げなかったと思いました。
日本の警察も、そういうことを徹底すべきでしょう。
| 固定リンク | 1
コメント