8月20日は「交通信号設置記念日」だった
昭和6年(1931年)の8月20日、東京・銀座の尾張町交差点(現在の銀座4丁目交差点)・京橋交差点などに、日本初の3色灯の自動交通信号機が設置されました。(※国内初の機械式の交通信号機設置は、昭和5年(1930)で東京・日比谷の交差点)
その日にちなんで8月20日を「交通信号設置記念日」(交通信号の日)として定められたそうです。
当時の信号は、今と違って色が変わるたびにベルが鳴るしくみで、その色も欧米(国際規定)に合わせ「緑」「黄」「赤」の信号機だったそうですが、その緑色が青色になった顛末は過去のブログ『信号機って3色欲しいかな?: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com) 』を参照にしてください。
ちなみに、信号機のライトが3色の場合、横型のものは左から青色・黄色・赤色、縦型のものは上から赤色・黄色・青色の順に配列されていますが、これは交通安全の上で最も重要な赤色が最も視認性の良い位置に配置するとして道路交通法に定められているからです。
日本人は海外の人たちから、車が来なくても横断しないなど信号機をよく守る国民と言われますが、その評価が変わらないことを願いたいです。
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