杉を伐採し花粉症対策
ふくしま県の植林された人工のスギ林の面積は2022年3月末時点で、13万3526ヘクタールの広さがあり、その面積は全国6番目になるようです。
この人工のスギ林が、政府の花粉症対策として伐採され花粉飛散の少ない品種への植え替えを進める「重点区域」として、福島県内では湯川村を除く58市町村の計1万7241ヘクタールがそれの対象となることが見込まれているそうです。
面積に換算すると県内スギ人工林(民有林)の約13%に当たり、これから県は各市町村や森林所有者らと協議を進めて詳細な区域などを決定するとしていて、早ければ本年度から伐採に着手する見通しのようです。
政府は10年後にスギ人工林面積の約2割減、約30年後に花粉発生量の半減を目標に掲げ、各都道府県に伐採や植え替えの重点区域を設ける方針を盛り込んだ計画を実行する考えのようです。
植替えられるスギは花粉が少ないだけではなく、成長の早さが1.5倍であり雑草林を刈る回数を減らせるため、作業の省力化にも役に立つ特徴を持っているそうです。
ただ、植替えの為に伐採されたスギの利活用が課題で、伐採量が全国で増えればスギ材の供給過剰で木材の値下がりの懸念される問題もあるようです。
成長が早いそうですから、その成果は早めに出てくることでしょが、花粉が全くでないわけではなくどれくらいの花粉症対策になるかは不明ですし、もしかして自然破壊につながたらどうするのでしょう?
| 固定リンク | 0
コメント