« 輸入米が全量落札 | トップページ | ポケベルが爆弾になる »

2024年9月19日 (木曜日)

ザリ塩・・・・?

昭和5年(1930)ごろに食用として北アメリカから北海道に持ち込まれたウチダザリガニ、通称アメリカザリガニは瞬く間に全国に繁殖し、今では稲を切ったり田んぼの畔に穴を開けたりなどし在来生物の生態系を脅かすとして特定外来生物に指定されている厄介者です。

その厄介者ザリガニを何とか利用できないかと福島県立猪苗代高校の生徒たちが、学年世代を引き継ぎながら「外来種ウチダザリガニの活用探究」が3年をかけてで来たのが「ザリ塩」です。

「ザリ塩」とは、ザリガニをパウダーにして塩と混ぜ込んだものです。

旨味成分エビの3倍以上の「ザリ塩ver.2」をこの夏完成させ、福島県磐梯町の道の駅の「おむすび屋cafe」の最高のソフトクリームとのコラボ商品が完成し夏休み中に同道の駅で販売されたようです。

ソフトクリームを味わった女性は「甘塩っぱくおいしいです。利活用するアイデアがいいと思いました」と言う感想もあり大人気だったようです。

開発に携わった猪苗代高校3年の生徒は「苦労があったので販売できてうれしいです。今後も利活用を考えていきたい」と話していましたので「外来種ウチダザリガニの活用探究」はこれからも継続されるようです。

もともと、食料として輸入されたものですから、これが本来の姿だと思います。

さて同じく食用として繁殖させ、今では食べなくなって大繁殖している「ウシガエル」はだれも利用を考えてはいないようで、これからどうするのでしょう?

そして同じく大繁殖している福島県内の被ばくイノシシはどうするのでしょう?

| |

« 輸入米が全量落札 | トップページ | ポケベルが爆弾になる »

コメント

ウシガエルは市内の池で大発生、従来の蛙の生息域をせばめているので、捕まえ次第埋めています。

福島の被爆牛、被曝猪、なんとかしたいですねぇ。
あの被爆牛を育てている「希望の牧場」、もう支援体制は
終わったと聞きましたが、どうしていることやら。

投稿: へこきあねさ | 2024年9月19日 (木曜日) 17:43

>へこきあねさんへ

被ばく牛、今でも飼育されていますし、津波での行方不明者の捜索も続けられています

投稿: 玉ヰひろた | 2024年9月19日 (木曜日) 20:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 輸入米が全量落札 | トップページ | ポケベルが爆弾になる »