ドイツ海軍が台湾海峡へ
7日にドイツ誌のシュピーゲルが、ドイツ軍艦2隻が今月中旬に台湾海峡を通過する見通しであることを報じました。
ドイツ軍艦の台湾海峡通過は22年ぶりということで、初めてのことではないようですが、わたしとしてはまさかの出来事です。
シュピーゲルが情報筋の話として伝えたところでは、ドイツ海軍のシュルツ少将は8月、台湾海峡を通過することで、ルールに基づく秩序や、域内対立の平和的解決に向けたドイツの関与を示すことになるとロイターに語っていたそうです。
つまり台湾への威圧を強める中国をけん制する狙いですが、ドイツ側は台湾海峡通過に関し、通常航海の一環と強調するため中国に公式な通知は行わない見込みだそうですから、中国からは「台湾問題への介入」とみて猛反発が起こったのは当然でしょう。
ドイツにとって中国は大事な自動車などの輸出先の国家でもあり、ここにも対立構造が生れそうで不穏な情勢です。
ただ、それだけ現在の中国軍の動きは異常なほど過激になっていることも確かですし、日本も本腰を入れて防衛対策を整える時期であることは間違いない状況です。
新たな首相は、どうするのでしょうか?12日の自民党総裁選告示で候補者は何を語るのでしょう。
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コメント
本腰を入れて防衛対策の強化、ですか。今年の
防衛予算は8兆9千億円、ここの所毎年のように1兆円ずつ増えています。
私はこの夏、シャツブラウスを6枚買いました。Amazonや楽天で買ったのですが、ほぼメイドインチャイナ。帽子もそう。
2030年度までに日中韓の観光人口を4000万人にしようという、今日のニュース。
経済界は戦争を想定しているとはまったく思えず。経済の後押しなくして政治もあり得ず。
本気で中国との戦争を考えているとはとても思えないのですが。
投稿: へこきあねさ | 2024年9月11日 16:31
>へこきあねさんへ
外交は、経済の陰に国防があります。すべてが五分でないと経済もうまく回らないのが常です
投稿: 玉ヰひろた | 2024年9月11日 20:37