仲裁裁判所の否定判断は無視
中国は「南シナ海の主権は中国にある」と主張を繰り返していますが、2016年(平成28)に国際仲裁裁判所はこの主張を否定する判断を決定しました。
ところが、中国はそれを無視しフィリピン船への妨害行為が絶えません。
ついにには南シナ海のサビナ礁に向かうフィリピン船が中国海警局の船に衝突され、乗組員がけ上がをするまでにエスカレートしています。
これに対し在フィリピン日本大使館は31日までに、南シナ海に関する中国の主権主張は国連海洋法条約の規定に基づいておらず、同条約に基づく中国の主権主張を否定した仲裁裁判所の判断も中国は受け入れていないと批判する声明を出したようです。
日本は海上輸送で資源やエネルギーの大半を調達しており、南シナ海は共通の利害関係国だとしてフィリピンは日本政府への協調を求めたようです。
新に総理が変わっても、外交姿勢は変わらないでほしいというメッセージかもしれません。
アジアも困った情勢ですが、はたして誰がリーダシップをとるのでしょうか?
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コメント
中国は強気ですよね。
良いように解釈してね。
いざとなれば「戦闘状態に入れり」で、ぶっとばすのでは?
投稿: もうぞう | 2024年9月 1日 18:32
こんばんは。
・「文章」を読んで。
こんな事を言うのも恐縮ですが・・・。
中国は何を言われても、主張を崩さない姿勢を持っているですね。
投稿: H.K | 2024年9月 1日 21:57
>もうぞうさんへ
「・・シナ海だから中国のもの」、この論理こそが中華思想なんでしょうね
>H.Kさんへ
おっしゃる通りと思います
投稿: 玉ヰひろた | 2024年9月 2日 08:13