復興後遺症・?復興倒産・・?
信用調査会社の東京商工リサーチ郡山支店調べで、福島県郡山市に在る総合造園工事業の「さくら造園緑地」が一昨日の22日までに事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが地元紙に載りました。
同社は2004年設立、外構工事・一般住宅庭園工事や公共緑化工事など幅広い工事を手がけた企業で、ピーク時の2018年12月期には約1億6700万円の売上高があったそうです。
ところが、復興需要が落ち着いたこと、それとともに公共工事の削減などが要因となり収益が悪化、さらに追い打ちをかけるように主力取引先との取引解消などの影響で資金繰りが限界に達した結果、2023年12月期時点で負債総額が約1億6700万円にも達してしまったようです。
復興事業によって事業を拡大した企業、その発注が無くなってから多くの事業所、とくに土木建設関係は大きな岐路に立ってきています。
ここからが、本来の復興・再生なのかもしれませんし、国からの援助も無く倒産が増える気がします。
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