「闇バイト」という言葉への誤解
SNS上で若者たちを集めて強盗などさせる犯罪行為が横行してますが、これをマスコミでは「闇バイト」と称して盛んに報道しています。
仕事でもアルバイトでもない犯罪行為に「闇バイト」という言い現わしかたには、常々私は違和感とあまりにも軽すぎ名称であり、別の言い方のほうが良いのではないかと思っていました。
私と同じ考えを持った人はかなり多く居るらしく、警察やマスコミが犯罪に対し「闇バイト」という言葉を使うことへの批判が急増しているようです。
ところが、
マスコミや警察がこれを頻繁に使う理由は全く別で、わたしのような考え方は誤解で的外れな指摘だったことが判りました。
そもそもこの「闇バイト」という言葉自体が警察やマスコミが造り名付けたものではなく、犯罪グループが募集の手段の窓口として10年以上前からSNS上で使用していたもので、他にも「裏バイト」と言う名称もあったようです。
そこで、できるだけ多くの人が安易に応募させないために、警察やマスコミを通じて凶悪な犯罪行為であることを感じさせない「闇バイト」を広く知らせる必要があったわけです。
もし、「闇バイト」の言葉を使わずに、マスメディアや警察が造り名付けた言葉で注意喚起をしたとしたら、ほとんど効果のないものとなった可能性が高いということです。
つまり、「闇バイト」という犯罪組織の隠語を紹介することで、一般人にも判りやすく注意喚起することが目的だったというわけです。
「目から鱗が落ちる思い」とはこういうことでしょうか。
私もまだまだ思慮が足りない
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
「闇バイト」、簡単には防ぐ事が出来ませんね。
投稿: H.K | 2024年11月10日 22:24
>H.Kさんへ
簡単に現金収入になるというのは、金策に困っている人には強い誘惑だと思います
投稿: 玉ヰひろた | 2024年11月11日 08:07