2024・ジビエの線量調査の結果は
平成24年(2012)4月1日施行(当時の政府は民主党・野田政権)で、日本では食品衛生法の基準として放射性セシウムの食料品の濃度が決められその基準は今現在でも採用され続けています。
「食品」についての基準は、1kgあたり100ベクレルとされています。
このほど福島県内ではジビエとして販売や譲渡も禁止されている「イノシシ」と「ニホンジカ」について、9月に福島市で捕獲され放射性セシウム量の調査が行われた結果が今日の朝刊で発表されました。
- イノシシ ➡ 110ベクレル/1kg
- ニホンジカ➡ 340ベクレル/1kg
イノシシとニホンジカでなぜ3倍以上の差が出るのかは不明ですが、どちらも国の食品衛生法の基準をオーバーしていることが判明し、県ではこれからも自家消費などを控えるようにという呼びかけが出されました。
ただ、海外の食品基準は「EU=1250ベクレル、アメリカ=1200ベクレル」、そして1963年にFAO及びWHOにより設置された国際的な政府間機関のコーデックス委員会=1000ベクレルであり、お隣の韓国=370ベクレルという基準には達していない数値ではあります。(環境省_食品の規制値の比較)
はてさて、あと何十年経つと基準以下になるのでしょうか?それともこのままなのでしょうか?このままなら、海外並みの基準に改めるということは・・・それはだめですよね(笑)
蛇足の話ですが、この記事についてリサーチしていて2024年11月現在まで昭和30年代生まれの首相は、民主党・野田佳彦政権(昭和32年5月生)、自民党・公明党連立の岸田文雄政権(昭和32年7月生)、そして現職の石破茂政権(昭和32年2月生)の3人だけしかいないことを発見しました。
つまり、現立憲民主党代表の野田佳彦氏は、初の50歳代で首相になるという快挙をなした「松下政経塾」の出世頭と言ことでしょうかね。
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コメント
ジビエは今後とも適当な野生生物との共生という意味でも
必要な食品ですよね。
日本は確かにきびしいです。福島原発事故への嫌悪感もあるんでしょう。しかし、確かに最高値をもう少しアップしてもいいかも。
投稿: へこきあねさ | 2024年11月15日 20:41
>へこきあねさんへ
規制値の緩和には猛反発が起こると思います
投稿: 玉ヰひろた | 2024年11月16日 08:34