ロシアの兵士の集め方はまるで闇バイト
日露戦争で最も有名で、最も日本兵が戦死した戦いと言えば「二百三高地戦」ですが、その要因はその基地を守るロシア兵は上官によってトーチカ内に繋がれ逃げられない状態にされていたからです。
第二次世界大戦で満州に攻め込んできたロシア兵の車両には、これまた逃げられないようにハンドルに繋がれた地元民が運転をさせられていて、いざとなるとロシア兵は降りてその車だけをつっこませるということが行われました。
それを補うため国内外からあらゆる手段で兵士を集めていることは知っていましたが、昨日のワールドニュースで紹介されたスリランカ人男性の話はおぞましいものでした。
スリランカは旧国名を「セイロン」と言われ、インドの南端で隣接するセイロン島の小国家です。
経済的にも恵まれていない国家でもあり、そこに目を付けたロシアは「運転手募集」や「料理人募集」などや、移住すれば家族に教育や経済も保証するなどを名目にロシアに集め、実際はウクライナの先頭最前線に兵士として送っているというのです。
取材に応じたそのスリランカ人男性は運転手として、給料は2000ユーロ~3000ユーロ(日本円で約45万円以上)という高額な金額を聞かされてロシアに行ったそうですが実際は戦闘員にされましたが運良く生きて帰れたそうです
ただ、他の仲間数百人は戦死し、残された家族はロシアへ行くため工面した9000ユーロという旅費が支払えず、どうしていいのかわからないと途方に暮れる女性の映像も流れました。
第二次世界大戦から80年も過ぎた現在でもロシアの政治家・軍人の考え方と言うのは変わっていないようです。
| 固定リンク | 1
コメント
ロシア国内でも、「戦争をやめてほしい」という個人ではなく、自治体単位の動きがあったように聞いていますが、いったいロシアという国はどうしてこんな「ならずもの国家」になったのでしょう。
アメリカもトランプ政権になって「民主主義の危機」がまた言われていますが、気候変動だけでなく民主主義の地球危機を実感します。
投稿: へこきあねさ | 2024年11月14日 20:02
>へこきあねさんへ
何度か改革は起こっていますが、結局は江戸時代からこういう国家だと思いますよ
投稿: 玉ヰひろた | 2024年11月15日 08:32