日の丸の丸は何色?
日本の国旗である日章旗、通称は日の丸と言われ「白地に赤く・・・」と歌詞にもあるように白地に‘赤色’の丸というシンプルなデザインです。
ですから、国旗の丸の色は誰もが「赤」だと思っていることでしょう。ところが、それは正式な色名ではないことご存じでしょうか?
小渕恵三内閣だった平成11年(1999)8月13日に公布・施行が同時に行われた「国旗及び国歌に関する法律」では、日の丸の色は赤ではなく「紅色」と明記されているのです。
「紅色」とは、『紅花で染めた鮮やかな赤色』といことですから、ただの「赤」よりは明るい色と言うことです。
なんともわかるようでわからないのが、日本語にある数々の赤をあらわす言葉です。
例えば「深紅(しんく)」、「臙脂(えんじ)色」、「朱(しゅ)色」、「茜(あかね)色」などがあり、それをどんな赤なのか聞かれたら説明は非常に難しいし、個人によってイメージも違うはずです。
ただ、その多くが染める材料によって名前があるようです。
- 「紅色」 =ベニバナ
- 「朱色」 =ウルシ
- 「臙脂色」=エンジ
- 「茜」 =アカネ(根)
これだけでも複雑なのに、昨今は「ワインレッド」のようにカタカナ赤色まで使われていますね。
私の母などは古い言い方で「あか」は「明色(あかいろ)」なども差し、つまり「派手な色・明るい色」も「あかい」と言いますので、これは黄色やピンクなどもそれに入ってきます。
もうこうなると「あか」の色がどんな色か判らなくなりますね
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コメント
NHK紅白に代表されるように、赤は紅と表現する場合がおいようですし、
デジタルでは、1670万色が区別されているようですからね。
投稿: もうぞう | 2024年12月15日 18:38
>もうぞうさんへ
そうですよね。紅白歌合戦なのに「赤組・白組」に分かれますよね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年12月16日 08:09