落選裏金議員に追い打ち
今年の10月27日投開票で行われた衆院選、私のところは新福島1区の市村の一つで小選挙区は自民党の亀岡偉民(かめおか よしたみ)元復興副大臣と立憲民主党の金子恵美(かねこ えみ)衆議院議員との一騎打ちとなりました。
2候補とも私の地域は初めてであり、なんども選挙カーが来ましたがそのコースは従来の候補者とは若干違っていたのはまだ地盤が固まっていなかったせいでしょう。
結果は、過去の選挙「小選挙区で亀岡氏は、金子氏に一度も(親にも)勝っていない」と同じく、亀岡氏は今回も約4万票の大差をつけられ金子氏に敗れる結果になりました。
今まではそれでも比例区で復活当選して議員をやってこれていたのですが、今回は安倍派に所属し不記載政治資金(5年間で348万円)があったため重複が認められず完全に落選と言うことになり、選挙後は自民党県連会長をも辞めることになりました。
それから一月半ほど過ぎ選挙のことは忘れかけていたころ、降ってわいたのが『亀岡氏への公職選挙法違反容疑で事情聴取』の報道でした。
<容疑内容>
亀岡氏は衆院選の公示(10月15日)前の同月3日~13日に福島市と新1区の二本松市にある神社の例大祭などに参加した団体に、公職選挙法で禁じられている寄付(計24万円)をした疑い。
それに対し亀岡氏は「寄付は自分が代表務める、地域支援団体が行ったもので個人的な寄付には当たらず違法ではない」というコメントを出しました。
しかし、福島県警が12月26日に公選法違反(寄付行為)の疑いで、亀岡氏に関し起訴を求める厳重処分の意見書を付け書類送検したことも報道される事態になりました。
県警からは慎重に慎重を期し捜査したことも発表されましたように、亀岡氏側の言い分も織り込み済みだったことが書類送検としたことの証でしょう。
衆院選落選の後、亀岡氏は来年夏の参院選、それに合わせた衆院の解散・総選挙への模索もささやかれていたさなかの書類送検でした。
もしも今回の書類送検の容疑で罰金刑以上が確定すれば原則5年間、公民権が停止されるため参院選や衆院選どころか政治家としても失脚することとなります。
落選議員にはまさに「泣きっ面にハチ」、申し訳ないですが自業自得とも思えますが本当に寒い年末になってしまいました。
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コメント
もしも、彼が当選していたらこのようなところまでつつかれていなかったかもしれません。
わが市の自治会祭りなどには、いままで当選していた自民議員が毎回来ていました。どんな形での金銭授受があったかはわかりませんが、自治会長は最敬礼です。
でも、その方も今回は落選。有名な奥様も落選。
投稿: へこきあねさ | 2024年12月29日 (日曜日) 15:42
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
何とも言えませんが、これだけ疑惑が浮上しているならば、出馬なんてしなければ良かったと思いますね。
投稿: H.K | 2024年12月29日 (日曜日) 19:29
>へこきあねさんへ
比例から外されたのが致命傷だったですね。
>H.Kさんへ
それでも出たいのが政治家です
投稿: 玉ヰひろた | 2024年12月29日 (日曜日) 19:48