人材不足はこんなところまで
今年10月に実施された第50回衆議院選挙は、前回の2021年10月の第49回衆議院選挙と比べ当日投票所が(沖縄・岡山を除く)45都道府県の総数で計1026ヵ所減少したことが総務省の集計で分かったことが報道されました。
驚いたことにこれは、平均にすると各都道府県ごとに22ヵ所にもなることになりますが、
そのなかでも特に↓
- 滋賀県➡88ヵ所減少
- 岩手県➡86ヵ所減少、
- 鹿児島➡73ヵ所減少
この上位3県だけで、約250ヵ所減少にもなっているようです。
減少が最多の滋賀県は2021年10月衆院選の839ヵ所所から751ヵ所になったそうで、市内のどの投票所でも投票できる「共通投票所」制度を導入する対策も併せて行ったようです。
その要因としては、人口減や高齢化が進み、有権者から選ばれる投票立会人のなり手不足が一因とみられています。
選挙の立会人は、期日前投票が行われ投票日が増えたのも人手不足を起こしている気がします。
立会人の仕事でもっと大変なのが、深夜にまで及ぶ投開票日だと体験者に聞いたことがあります。
こんなところまで人口減や高齢化が影響を与えていることに、あらためて思い知らされた気がします。
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2024年12月22日 (日曜日) 21:40
>H.Kさんへ
驚きですよね
投稿: 玉ヰひろた | 2024年12月23日 (月曜日) 15:31
わたしはねぇ、行政の民主主義への怠慢に通底すると思うのです。
立会人はいくらボランティアとはいっても、有償ボランティアへの財政出費や場所の確保にもっと真剣に取り組むべきだと思います。
投稿: へこきあねさ | 2024年12月24日 (火曜日) 17:30
>へこきあねさんへ
他の自治体は不明ですが、わが村では立会人への報酬はかなり良いですが人員は集めるのが大変のようです
投稿: 玉ヰひろた | 2024年12月24日 (火曜日) 17:35