久しぶりに視た白い全身防護服
岩手県の山林火災は今も鎮火せず、国内最悪の山林火災になる様そうですが、こんどは長野県で大規模の山林火災が発生してしまいました。
今年発生した山林火災といえば、何と言ってもアメリカのカルフォルニアの大火災が最大でしょう。
一昨日だったか、NHKBSのワールドニュースでカルフォルニアの自宅を被災した人が自宅の焼け跡を見に行く様子の密着報道がありました。
数人の人が車に乗って焼け跡に着き、その車から出てきた全員の全身白い防護服姿に驚きました。
東日本大震災後の原発事故で、強制避難した地域ない被曝地帯を歩くときには放射能を防御するために全身を白い防護服が常識でしたが、それと全く同じ装備で自宅の火災現場を動いていたのです。
その帰宅した住人の女性の話によれば「自動車が燃えたので、有害物質が漂っている」ということで全身を覆う防具服を着たそうです。
火災現場から少し離れたところに避難した人々も、家から外に出るときは「火災現場から有害物質が飛来している」としてマスク着用が常識になっていました。
取材するリポーターも外では必ずマスクを着用していました。
日本の火災現場では見たことがないので、アメリカ人のダイオキシンなど環境有害物質に対する考え方の違いをまざまざと見せつけられた気がしました。
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