ふくしま県議会でタブレット使用開始
世はバレンタインデーの2月14日、福島県庁の会議場では定例県議会(会期34日間)が始まりました。
今回から、各議員に渡される会議の資料などはタブレット端末の本格導入が始まり、いよいよ福島県議会運営もデジタル化が本格的に進みそうです。
今回のタブレット端末導入には今年度の令和6年6月18日の本会議に1日間の限定で初めて使用され、改選が行われた令和4年9月から新任となった議員にもiPadを貸与がはじまりまたが操作に不慣れな議員に対して、事務局職員や習熟度の高い同僚議員がフォローするなど、会議全体の習熟度の向上も図っての導入になりました。
これは議会事務局の職員にも同じで、職員の会議準備を中心とする操作研修を実施するなどシステム浸透を推進していくことになっています。
県によればこのシステムの維持管理経費には年間で約550万円もかかるようなのですが、いままで議員58名分の資料を印刷する時間や労力、そして何より年間約4000万円のコストが削減できるため、差し引きで年間約3400万円以上のコスト削減につながるとしています。
今後は連絡事項や提供資料など、広範囲にペーパーレス化を進める計画もあり、更なる利便性の向上も予定されていますが高齢議員たちはまだまだ戸惑っているようです。
ただ、先日「池上彰の○○」という番組を視ていた時にそこに出ていた4人のゲストの内で「パソコンが使えますか?」の質問に、4人中3人が「使えません」と答え、それが20代30代の若いゲストだったのを視て、
「パソコンなどが使えない人は高齢者。若者は使えるのが普通だ」
というのはマスメディアなどが流布した誤解・先入観のようで、日本ではまだまだデジタル化が進むのは遅れる気がしてしまいました。
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2025年2月15日 (土曜日) 19:50
>H.Kさんへ
そちらではもう採用されていますかね
投稿: 玉ヰひろた | 2025年2月15日 (土曜日) 21:15