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2025年2月 5日 (水曜日)

国の備蓄米の主食用販売を可能になる!?

農水省では昨年のコメ不足騒動以来、新米が出回ってもコメの大幅な値上がりが続いていることについて、その背景には一部の生産者と買い付ける集荷業者(JAを含め)が在庫を出さず(売り惜しみ)、コメの円滑な流通を阻害しているのが原因だという見解を発表しました。

特に米価高騰に目を付け増加した小規模集荷業者(米の買い付け業者)間での、買い付け競争が激化し過剰に在庫を保有していることが小売業への販売を不当に阻害していることが問題だとしています。

その対策として、農水省は「政府備蓄米」を、一定の条件を付けて「主食用」として集荷業者に売り渡すことを可能にする政府備蓄米運営ルール見直しする方針を「食料・農業・農村政府審議会食料部会」に諮問しました。

一定の条件とは

  • 販売された備蓄米は、1年以内に同量を業者から買い戻す 
  • 売り渡した業者には、同等同量の国内産米を1年以内に買い入れる
  • 備蓄米の売り渡し量は円滑な運営を阻害しない量とする

政府は備蓄米の放出の可能性について「基本的には市場価格に国が介入することは正しいことだと思っていない」と述べていましたが、一方では「備蓄米のあり方については今後広く議論する必要がある」という考えを示していましたのでこのような結論に至ったのでしょう。

ただこの改正されるルールが一時的なのか?恒久的なのか?それについてははっきりしていないように見受けられましたが、わたしの考えすぎでしょうか

ただ言えることは、昨年産米も、不足を騒がれた一昨年産米も、その前も、その前も、コメの生産量は政府の見通しを下回ったことは無く着実に生産され不足したことは無く、米の自給率100%は維持されているということです。

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